Blackmagicdesign ATEM Production Studio 4K Installation And Operation Manual page 407

Atem series
Hide thumbs Also See for ATEM Production Studio 4K:
Table of Contents

Advertisement

Available languages
  • EN

Available languages

  • ENGLISH, page 1
右側のオーディオスコープでは、 2 チャンネルのオーディオをモニタリングできます。 オーディオスコープ
にはオーディオが X-Y ビューで表示されるため、 オーディオバランスの問題、 位相のずれ、 またはオーディ
オがモノラルであるかステレオであるかなどが確認できます。 モノラルオーディオは、 「 In Phase 」 のライ
ン上に 1 本の縦の線で表示されます。 線が水平方向に表示される場合は、 オーディオの 「位相がずれて」
おり、 ダウンストリーム機器に送られた際に無効 (例:オーディオの損失など) になっ てしまう場合があり
ます。 ケーブル類が正しく接続されていない場合のある大規模な施設などでは、 位相のずれは最も多く
見られるオーディオ不具合のひとつです。
オーディオメーター表示
ステレオオーディオをモニタリングすると、 オーディオメーター表示が花のように広がります。 これは、
オーディオの右チャンネルと左チャンネルの差異を表しています。 オーディオトラックにステレオサウン
ドが多く含まれるほど、 ディスプレイの表示はより円形に近くなります。 オーディオに含まれるステレオサ
ウンドが少ない場合は、 ディスプレイの表示はより垂直軸に集中します。
会話のオーディオは垂直線状に表示されることが多い一方、 ステレオサウンドを多く含む音楽は広がっ て
表示されます。 これは、 モノラルオーディオでは L と R が同一であるため垂直線上に表示される一方で、 ス
テレオでは L と R が異なり、 水平軸上に表示されて LR の差異が表されるためです。
ピクチャー表示
ピクチャー表示は便利かつ信頼できるモニターで、 Blackmagic UltraScope が受信しているビデオを確認
することができます。 ピクチャー表示には、 「 COLOR 」 、 「 B/W( ブラック&ホワイト ) 」 、 「 BLUE ( ブルーのみ ) 」
という 3 つの設定があります。
それぞれの作業環境に応じて、 「 COLOR 」 または 「 B/W 」 に設定してください。 ブラック&ホワイトは、
カラーコレクションスタジオで多用されています。 これは、 クライアントが複数のカラーディスプレイを確
認する際に、 どちらのカラーディスプレイが正しくカラー調整されたディスプレイか分かりやすくするた
めです。 調整済みのカラーディスプレイを部屋に 1 台のみにできるのは、 「 B/W 」 を選択する利点のひとつ
です。 また、 ブラック&ホワイト表示は、 視覚的な参考としても役立ちます。
「 BLUE 」 は、 再生デッキの Hue (色相) 設定をする際に、 カラーバーテスト信号と使用します。 Hue を調
整する際、 正しい Hue レベルが得られるよう、 すべてのブルーバーの明度が一定であることを確認
してください。
また、 「 BLUE 」 はカメラやテレシネのノイズレベルを確認する際にも使用できます。 カラービデオ信号では、
ブルーは信号レベルが最小であるため、 ノイズの影響を受けやすいです。 「 BLUE 」 設定は、 ビデオ信号の
ノイズレベルをチェックするのに適しています。
Blackmagic UltraScope を使う
407
407

Hide quick links:

Advertisement

Table of Contents
loading

Table of Contents