Blackmagicdesign ATEM Production Studio 4K Installation And Operation Manual page 299

プレビューバス （ Preview ）
「 Preview 」 バスは、 プレビュー出力のソース選択に使用します。 ここで選択したソースが次のトランジ
ション後にプログラム出力へと送信されます。 選択されているソースのボタンは緑に光ります。 ボタンが
緑に点滅している場合は、 シフトソースがプレビューされています。 「 SHIFT 」 ボタンを押すと、 シフト
ソースが表示されます。
シフト （ SHIFT ）
「 SIHFT 」 ボタンはプログラムバス、 プレビューバス、 選択バス、 ソースラベルを全体的にシフト
するのに使用します。 また同ボタンは、 トランジションタイプ、 ジョイスティック、 その他のメニュ
ー機能のシフトにも使用されます。
プレビューバス、 選択バス、 送信先バスのボタン、 トランジションスタイル・ ボタンの 2 度押しは、
これらのボタンをシフトで選択することと同じ機能で、 よりスピーディなシフト選択ができます。
プログラムバスでは、 ボタンを押すとすぐにプログラムソースが切り替わるため、 ボタンの 2
度押しはできません。
送信先バスおよび選択バス （ Destination/Source Select ）
送信先バスは、 カット / フィル、 ボーダー / ディップのカラー、 スティンガーのフィル / カット、 DVE のロゴ / カ
ット、 ダウンストリームのフィル / カットに関し、 ワンキーでソースを変更できます。 ソースをこれらの送信
先に送信するには、 送信先バスで送信先を選択し、 その下の選択バスでソースを選択します。
送信先バスは、 ソース名ディスプレイおよび選択バスと連動して動作し、 Aux 出力およびキーヤーへ
ソースを送信します。
ソース名ディスプレイおよび選択バスは、 Aux 出力およびキーヤーへのルーティングを表示します。 現在
選択されているソースは光ります。 ボタンが点滅している場合は、 シフトソースが選択されています。 ボタ
ンが緑に光っ ている場合は、 保護ソースが選択されています。 保護ソースはプログラム出力、 プレビュー
出力、 クリーンフィード 1 、 2 です。
送信先シフトボタン （ DEST SHIFT ）
送信先バスで、 シフト送信先を選択するには、 同バスの右側にある 「 DEST SHIFT 」 ボタンを押
しながら選択してください。
カット / キー （ CUT/KEY ）
キー設定メニューを選択して、 「 CUT/KEY 」 ボタンを押すと、 選択バスが変更され、 該当のキー
に現在選択されているカット信号 （キー信号） が表示されます。 Aux 出力用のソースを選択する
時は、 2 つの 「 SHIFT 」 ボタンを同時に押すと、 プログラム出力、 プレビュー出力、 クリーンフィード 1 、
2 がソースとして表示され、 選択バスで選択できます。
Aux 出力
Aux クロスポイントボタンは、 M/E 2 の送信先バスにあります。 Aux 出力に対応した ATEM スイッチャーを
使用する際に、 M/E 2 ブロックに配置されたこれらのボタンを使用します。 まず Aux 出力番号を送信先バ
スで選択し、 その後、 該当の Aux 出力用のソースを M/E 2 ソース選択バスで選択します。 Aux 出力の幅広い
使用方法に関しては、 「 Aux 出力の使用」 セクションを参照してください。
M/E 1 ブロックには Aux 出力ボタンが付いていません。 ATEM プロダクションスイッチャーを M/E 1 ブロック
に割り当てている場合、 M/E 1 のシステムコントロール・ ブロックから Aux 出力にアクセスできます。 いずれ
かのメニューで 「 HOME 」 、 「 AUX 」 を選択すると Aux 出力番号が表示されます。 変更したい Aux 出力を選
択し、 ソース選択バスから新しく使用したいソースを選択します。
ATEM 2 M/E Broadcast Panel の使用
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