Blackmagicdesign ATEM Production Studio 4K Installation And Operation Manual page 402

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ツインビューを選択することで、 ルミナンス波形とコンポジット波形に共通する部分を簡単に識別できます。
また、 コンポジットビューに多くのブラーやクロマが見られる場合は、 その部分に色があることが分かり
ます。 映像内の特定の部分が無色の中間色である場合は、 クロマがないため、 その部分は両方の波形で
同じように表示されます。 ツインビューでは、 波形を見比べながら、 様々なオブジェクトのカラーレベル
やクロマを調節できます。 これで、 ビデオイメージの特定のオブジェクトがカラーであるか白黒であるか
が確認できます。 波形表示を使用すれば、 テクニカルでクリエイティブな判断が可能です。
波形表示にズームインした状態で、 「 COMP 」 と 「 B/W 」 を切り替え、 イメージの同じ部分をズームインし
たまま確認できます。
ベクトルスコープ表示
ベクトルスコープ表示では、 ビデオ信号の色をベクトルビューで表示できます。 スコープ上のカラーボック
スを使用して、 カラーバーのビデオレベルが確認できます。 確認に必要な手順は、 各作業環境で使用さ
れているカラーバーテスト信号の基準に応じて、 75% または 100% カラーバーを選択するだけです!
ベクトルスコープで不正レベルをチェックできると考えられている場合がありますが、 それは正しくあり
ません。 不正カラーのチェックは、 ベクトルスコープではなく、 パレード表示を RGB に設定して行います。
不正レベルのチェックにベクトルスコープを使用できない理由は、 不正レベルの確認にはクロマ / ルミナ
ンスの両方の値が必要であるためです。 例えば、 映像内のホワイト / ブラックポイントに近い色は、 中間色
として使用できる他の強い色ほど飽和させることはできません。 ベクトルスコープ表示にはカラーのみが
表示され、 ルミナンス値は表示されないため、 不正カラーのチェックには使用できません。
ベクトルスコープ表示は、 クロマレベルの調節が必要な古いアナログビデオテープのカラーレベルの
チェックに最適なツールです。 ビデオテープのカラーバーの部分を再生し、 クロマおよび色相設定を調節
して、 ビデオのカラーをスコープ上の四角いボックス内に合わせてください。
ベクトルスコープ表示
ベクトルスコープ表示は、 ビデオのホワイトバランスが正しいかどうか、 また、 色の偏りがあるかどうかを
確認するのに最適です。 ビデオの色に偏りがある場合は、 ベクトルスコープ表示が中心から外れ、 中心
ドットが 2 つ見える場合があります。 通常、 ビデオ信号のブランキングによっ て、 ベクトルスコープの中心
にドットが生成されます。 これは、 ビデオのブランキングが色を含まないブラックであるためです。 ブラン
キングによっ て生成される参考ポイントは、 色情報なしでブラックビデオを識別する際に役立ちます。
ビデオの色に偏りがある場合は、 ブラックが中心からずれます。 ずれの度合いは映像の色の偏りの程度
を表しています。 ずれは映像のホワイト / ブラックのディテールで確認できます。 この機能は、 ベクトルス
コープ表示で色ずれを見つけ出し、 正しいホワイトバランスに戻すのに役立ちます。
Blackmagic UltraScope を使う
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