座る動作/座位; 立ち上がる; 階段を上る; 階段を降りる - Otto Bock Meridium 1B1-2 Series Instructions For Use Manual

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  • ENGLISH, page 43
9.2.2 歩行
義肢足部を装着して初めて試歩行する際は、必ず、所定のトレーニングを受けた有資格者の
指導を受けてください。
歩行中は、背屈と底屈の抵抗は現在の歩行に合わせて調整され、生理学的歩行が実現しま
す。
立脚相を支えるため、膝継手が踵接地している間は底屈抵抗が強くなります。
立脚相で背屈抵抗を強くすると、踏み返し時に下肢が伸展します。踏み返し動作により自動
的に歩行速度が調整されます。
遊脚相への移行中には、つま先が落ちないように、かつ、接地クリアランスを維持するため
に、底屈抵抗が強くなります。
遊脚相の間は、常に現在の下肢位置に底屈抵抗が調整されます。こうすることで、一歩毎に
踵にてこ作用が働いて、快適に歩行することができます。
9.2.3 座る動作/座位
座る動作
1) 両足を均等な幅に開きます。
2) 座る動作中は両足に均等に荷重をかけて、必要によってはひじ掛けを使用してくださ
3) 臀部を椅子の背の方向に持って行き、上体はやや前方に傾けてください。
座位
座位ではリリーフ機を使用できます。足部の先端を下げて、自然な足部位置にします。
(729 ページ参照)。
9.2.4 立ち上がる
1) 両足を均等な幅に開きます。足部が膝の垂直下にあるか、前方に移動したことを確認し
2) 上体はやや前方に傾けてください。
3) ひじ掛けがあれば、使ってください。
4) 両足に均等に荷重をかけ、手で支えながら立ち上がります。
9.2.5 階段を上る
下肢の垂直方向の背屈抵抗を強くすると姿勢が安定します。装着の種類によっては、一足一
段で階段を上ることができます。
階段を上る際は必ず、片方の手は手すりにつかまってください。
9.2.6 階段を降りる
この動作は充分に練習して、注意して行ってください。足底が適切に接地した場合にのみ、
システムが正しく反応して踏み返しが制御されます。一連の動作が滑らかに行われるために
も、連続動作である必要があります。
階段機能は、調整用ソフトを使って作動させることができます。
は、以下のセクションをご覧ください
1) 片方の手は手すりにつかまってください。
2) 足底ができるだけ広く段に接するように、義肢足部と脚を段に置いてください。
3) 健足を次の段に置きます。
1B1-2=* Meridium
い。
てください。荷重は両足に均等にかけます。
備考:
義肢足部を膝の垂直下よりも後ろに置く場合は、足関節継手をロックすることが
できます。
備考: 階段の縁から踏み返す必要はありません。
このとき、膝継手と義肢足部でも同じ動作ができるか確認してください。
使用方法
階段機能について詳細
727

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