Yamaha EOS B900 Owner's Manual page 41

Music production synthesizer
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基礎知識
エ フ ェ ク ト の 仕 組 み
・ エフェクト部の3系統のエフェクトブロック
は、ボイスモード、ソングモード、パターン
モード、フレーズモードの各モードで大きく
異なっています。
ボイスモード
・ ボイスモードでは、バリエーションエフェク
トはインサーションエフェクトとして固定さ
れます。その結果、3つのエフェクトは次図の
ように接続されます。
・ 音源部からの信号は、バリエーションエフェ
クトに入り、ドライ/ウエットバランス①に
よって効果を調整できます。
・ バリエーションエフェクトからでてきた信号
は、リバーブセンドレベル②、コーラスセン
ドレベル③、センドコーラストゥーリバーブ
④を設定することで、リバーブエフェクトと
コーラスエフェクトに信号が入ってきます。
この2つのエフェクトのリターンレベルは最
大値の半分に固定されており、センドレベル
を設定するだけでエフェクトのかかった信号
が出力されます。
・ バリエーションエフェクトは43種類のエフェ
クトプログラムが選択できます。
・ リバーブエフェクトはホール1、コーラスエフ
ェクトはコーラス1に固定されています。
・ ドラムボイスは、インストごとのリバーブエ
フェクトへのセンドレベルのみ設定できます。
ボイスモードのエフェクトブロック
音源部
バリエーションエフェクト
ソングモード
(バリエーションモード=インサーション)
・ ソングモードでバリエーションモードがイン
サーションに設定されている場合は、3つのエ
フェクトは次図のように接続されます。
・ シーケンストラック用音源部の16パートの内、
任意の1パートの信号をバリエーションエフェ
クトに入れることができ、ドライ/ウェット
バランス①によって、効果を調整できます。
・ シーケンストラック用音源部の残りのパート
とパターントラックの全パートの信号は、バ
リエーションエフェクトを使用できないので、
パートごとにリバーブセンドレベル②、コー
40
1
2
リバーブエフェクト
4
3
コーラスエフェクト
第1章
ラスセンドレベル③を設定することで、リバ
ーブエフェクトとコーラスエフェクトに信号
が入ってきます。そしてリバーブリターンレ
ベル④、コーラスリターンレベル⑤を設定す
ることでエフェクトの効果を調整できます。
ソングモード (バリエーションモード=INS) のエフェクトブロック
1
1
2
バリエーションエフェクト
16
P1
P8
・ コーラスからは、センドコーラストゥーリバ
ーブ⑥によって、リバーブエフェクトに信号
を送ることができ、このバスラインを使用す
るとコーラスエフェクトとリバーブエフェク
トを直列に接続できます。
・ パターン用8パートのリバーブセンドレベルと
コーラスセンドレベルは、パターンモードで
設定します。
ソングモード
(バリエーションモード=システム)
・ ソングモードでバリエーションモードがシス
テムに設定されている場合は、3つのエフェク
トは次図のように接続されます。
・ シーケンストラック用音源部の16パートの信
号は、パートごとにドライセンドレベル①を
設定します。
・ 3つのエフェクトへの信号は、リバーブセン
ドレベル②、コーラスセンドレベル③、バリ
エーションセンドレベル④を設定することで
入ってきます。そしてリバーブリターンレベ
ル⑤、コーラスリターンレベル⑥、バリエー
ションリターンレベル⑦を設定することでエ
フェクトの効果を調整できます。
2
3
4
リバーブエフェクト
6
5
コーラスエフェクト

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