4.エフェクトタイプとエフェクトパラメーター
音源や反射面までの距離感をシミュレートで
きることになります。
このパラメーターは、一般的にプリディレイ
と呼ばれることもあります。
4.HPF Cutoff(ハイパスフィルターカットオフ)
残響音の低域成分をカットするフィルターの
カットオフ周波数です。設定した周波数より
も低い成分がカットされます。Thruに設定す
ると、このフィルターの効果はなくなります。
5.LPF Cutoff(ローパスフィルターカットオフ)
残響音の高域成分をカットするフィルターの
カットオフ周波数です。設定した周波数より
も高い成分がカットされます。Thruに設定す
ると、このフィルターの効果はなくなります。
11.Rev Delay(リバーブディレイ)
初期反射音から残響音までの時間です。値を
大きくするほど、残響音が初期反射音から遅
れて発生するようになります。
12.Density(デンシティ)
残響音の密度です。値を大きくするほど密、
つまり残響音の数が多くなります。なめらか
な残響音にしたいときは値を大きくします。
また、意識的に密度を低くすることによって、
特殊な効果をねらうことができます。
13.Rev/Er Balance
(リバーブ/アーリーリフレクションバランス)
初期反射音と残響音との音量バランスを設定
します。Revが残響音、Erが初期反射音を示し
ています。
15.Feedback Level(フィードバックレベル)
イニシャルディレイから出力された効果音を、
入力側へ戻す割合です。値を大きくするほど
効果が強くなります。
276
Height
RevWhiteRm, Rev Tunnel, RevBasemnt
No. パラメーター
1
Reverb Time
2
Diffusion
3
Initial Delay
4
HPF Cutoff
5
LPF Cutoff
6
Width
7
Height
8
Depth
9
Wall Vary
10
11
Rev Delay
12
Density
13
Rev/Er Balance
14
15
Feedback Level
16
第8章 本機を使いこなすために
RevWhiteRm(リバーブホワイトルーム)
・ 若干のイニシャルディレイを持った独特のシ
ョートリバーブです。
Rev Tunnel(リバーブトンネル)
・ 奥行きの長い空間をシミュレートしたリバー
ブです。
RevBasemnt(リバーブベースメント)
・ 若干のイニシャルディレイの後に、独特の響
きを持ったリバーブです。
LPF/HPF
InitDelay
Depth
Width
設定値
内容
リバーブの長さ
0.3∼30.0s
0∼10
リバーブの拡がり
0.1∼99.3ms
初期反射音までのディレイタイム
ハイパスフィルターで低域をカットする周波数
Thru∼8.0kHz
1.0k∼Thru
ローパスフィルターで高域をカットする周波数
0.5∼10.2m
シミュレートする部屋の幅
0.5∼20.2m
シミュレートする部屋の高さ
0.5∼30.2m
シミュレートする部屋の奥行き
シミュレートする部屋の壁の状態(値が大きいほど乱反射する)
0∼30
0.1∼99.3ms
初期反射音からリバーブ音までのディレイタイム
リバーブの密度
0∼3
R<E63∼R=E∼R63>E
初期反射音とリバーブ音のレベルバランス
-63∼+63
イニシャルディレイのフィードバック量
1.Reverb Time(リバーブタイム)
・ ・
・
5.LPF Cutoff(ローパスフィルターカットオフ)
リバーブホール1∼リバーブプレートと同じで
す。
6.Width(ウィドス)
部屋の横幅をメートルで指定します。
7.Heigt(ハイト)
部屋の高さをメートルで指定します。
8.Depth(デプス)
部屋の奥行きをメートルで指定します。
ER/REV