Yamaha EOS B900 Owner's Manual page 268

Music production synthesizer
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コントロールチェンジ
・ ボリュームやパンなどをコントロールするメ
ッセージです。コントロールナンバーによっ
て機能を区分けしています。
・ 次に、各機能について解説します。
バンクセレクトMSB
(コントロールナンバー000)
バンクセレクトLSB
(コントロールナンバー032)
・ ボイスのバンクを選択するMIDIメッセージで
す。MSBとLSBの2つのコントロールチェンジ
の組み合わせでボイスバンクが選択されます。
システムモードによってMSBとLSBの働きが異
なります。
・ システムモードが「norm」のときは、MSBの値
でノーマルボイスとドラムボイスといったボ
イスの大きな区分けを、LSBの値でボイスの
細かな区分けを設定します。システムモード
が「TG-B 」のときは、 LSBの値を固定して、
MSBの値だけでボイスの細かな区分けを設定
します。
・ 実際には、バンクセレクトMSB、LSBを受信し
た後、プログラムチェンジを受信してはじめ
てボイスバンクが切り替わります。
・ GMシステムオンを受信すると、バンクセレク
トは機能しなくなります。
・ 各ボイスバンクとボイスについては、別冊の
リストブックをご覧ください。(→P.6)
モジュレーションホイール
(コントロールナンバー001)
・ モジュレーションホイールを操作したときに
出力されるMIDIメッセージです。データが0
のときモジュレーションはかからず、127のと
き最大にかかります。
ポルタメントタイム
(コントロールナンバー005)
・ ポルタメントのかかり方をコントロールする
MIDIメッセージです。0のときポルタメント
の効果は最小で、127のとき効果は最大になり
ます。
・ ポルタメント(コントロールナンバー065)をオ
ンにしないと効果はありません。
第8章 本機を使いこなすために
2.本機のMIDI機能
データエントリーMSB
(コントロールナンバー006)
データエントリーLSB
(コントロールナンバー038)
・ RPN MSB、RPN LSB (→P.269)や、NRPN MSB、
NRPN LSB(→P.268)で指定したパラメーターの
値を設定するMIDIメッセージです。MSBと
LSBの2つのコントロールチェンジの組み合わ
せでパラメーターの値が設定されます。
ボリューム
(コントロールナンバー007)
・ パートごとのボリュームをコントロールする
MIDIメッセージです。データが0のとき音が
出ず、127のとき音量が最大になります。パー
トごとの音量のバランスを調節するときに使
います。
・ 本機ではフットボリューム端子につながれた
コントローラーを操作したとき、ユーティリ
ティモードの設定により、007または011のコ
ントロールメッセージを出力します。
パンポット
(コントロールナンバー010)
・ パートごとのパンをコントロールするMIDIメ
ッセージです。ステレオ再生したときの音の
定位です。データが0のとき左に、127のとき
右に移動します。
エクスプレッション
(コントロールナンバー011)
・ パートごとのエクスプレッションをコントロ
ールするMIDIメッセージです。データが0の
とき音が出ず、127のとき音量が最大になりま
す。曲中での音量変化をつけるときに使いま
す。
・ 本機ではフットボリューム端子につながれた
コントローラーを操作したとき、ユーティリ
ティモードの設定により、007または011のコ
ントロールメッセージを出力します。
コントロールナンバー016
・ ボイスパラメーターやバリエーションエフェ
クトなどの特定のパラメーターをコントロー
ルでき、変化をつけるときに使います。
ホールド1
(コントロールナンバー064)
・ サステインペダルのオン/オフをコントロール
するMIDIメッセージです。ペダルを踏んだと
きに発音していた音を持続します。データが0
∼63のときサステインペダルがオフ(離した状
態)、64∼127のときオン(踏んだ状態)になり
ます。
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