Yamaha EOS B900 Owner's Manual page 239

Music production synthesizer
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ユーティリティ
easy(イージー)
比較的音が出やすいカーブですが、中間部付近の
ベロシティ変化が緩やかになっているため、音量
が安定します。
wide(ワイド)
キータッチの弱い部分では音量をおさえ、強い部
分では音量を出やすくしたカーブです。ダイナミ
ックレンジが広く感じられます。
hard(ハード)
全体に音が出にくいカーブです。キータッチの強
い方に向いています。
cross1(クロス1)、cross2(クロス2)
ベロシティクロスフェードを行うときに効果的な
カーブです。
ベロシティクロスフェードとは、2つのエレメン
ト間で、ベロシティによってエレメントの音量の
割合を変える効果で、複数のエレメントを持つボ
イスに有効です。(→P.70)
0:normal
出力
弾く強さ
2:soft 2
出力
弾く強さ
4:wide
出力
弾く強さ
6:cross 1
出力
弾く強さ
238
1:soft 1
出力
弾く強さ
3:easy
出力
弾く強さ
5:hard
出力
弾く強さ
7:cross 2
出力
弾く強さ
第6章 ユーティリティモード
4 フットボリュームコントロール
・フットボリュームを操作したときに出力するMIDI
情報を、ボリュームとエクスプレッションのどち
らにするかを設定します。
・どちらの設定でも、音源部の音量をコントロール
できます。
・MIDI OUT端子から出力されるMIDIコントロール
チェンジナンバーは、volume(ボリューム)=007、
expres(エクスプレッション)=011です。
0101
volume、expres
1101
5 システムモード
・音源モジュールモードを含む内部システムを設定
します。
・システムモードでは、音源部をXG、TG300Bのど
ちらに対応した音源として使用するかを選択しま
す。システムモードを切り替えることで音源部や
シーケンサー部の性格が大きく変わります。
・ノーマル(norm)モードは、本機をXGに対し、SFX
ボイスを除いて準拠した音源として使用するモー
ドです。
本機では、SFXボイスバンク、SFXドラムボイスバ
ンクの音色以外は、XGに準拠しています。
使用できるボイスは、128プリセットボイス、128
ユーザーボイス、1ユーザードラムボイス、444
ノ ー マ ル ボ イ ス + 1 1 ド ラ ム ボ イ ス で す 。 ま た
QY300と互換のあるスタイルシーケンサー機能が
使用できます。
・TG300B(TG-B)モードは、本機をGMシステムレベ
ル1に準拠した音源として使用するモードです。
使用できるボイスは、551ノーマルボイス+10ドラ
ムボイスです。スタイルシーケンサー機能は使え
ません。
0101
norm(ノーマル)、TG-B(TG300B)
1101
XG
・XGとは、音色の配列に関する「GMシステムレベ
ル1」をより拡張し、時代と共に複雑化、高度化
していくコンピューター周辺環境にも対応させ、
豊かな表現力とデータの継続性を可能とした音源
フォーマットです。
・XGでは、音色の拡張方式やエディット方式、エフ
ェクト構成やタイプに対する制御方法などを規定
して、「GMシステムレベル1」を大幅に拡張しまし
た。

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