Yamaha EOS B900 Owner's Manual page 278

Music production synthesizer
Table of Contents

Advertisement

9.Wall Vary(ウォールバリィ)
壁の各面が平らな部屋を基準として(0)、その
歪みの度合いをコントロールします。
11.Rev Delay(リバーブディレイ)
・ ・
15.Feedback Level(フィードバックレベル)
リバーブホール1∼リバーブプレートと同じで
す。
4 コーラスエフェクト
・コーラスエフェクトは、コーラス専用のエフェク
トです。音に拡がり感や厚みを付け加えます。
・エフェクトタイプは、ボイスモードではコーラス
1に固定されており、センドレベルのみ設定でき
ます。パターンモード、フレーズモードでは、ソ
ングモードで設定しているエフェクトタイプにな
ります。
・ソングモードでは、11種類のエフェクトタイプか
ら任意のものを選び、パラメーターを変更してコ
ーラスのかかり方を調節することができます。
・エフェクトパラメーターリストで、No.1∼5は本
体で設定することができます。それ以外のパラメ
ーターについては、MIDIのシステムエクスクルー
シブメッセージでコントロールしてください。
・コントローラーでコントロールできるパラメータ
ーはありません。
コーラス
・ 複数の音源が同時に鳴っているような、音に
奥行きと厚みを付加するエフェクトです。
・ 複数の音源を同時に鳴らした場合、それぞれ
の音源のピッチや位相が微妙に違っているた
め、聴いている人に拡がり感や人数感を感じ
させます。ディレイを使って、これと同じ効
果を出すエフェクトがコーラスです。実際に
は、遅延時間をLFOによって1秒程度の周期で
規則的に変化させて、音をビブラートがかか
ったような状態にしてから原音と混ぜること
で、複数の音源を同時に鳴らした場合と同じ
効果を得ています。
セレステ
・ 音にうねりや拡がりを加える、より重厚なコ
ーラスです。
・ 原理はコーラスと同じです。ただ、コーラス
では1種類のビブラート音を原音に混ぜていた
のに対して、セレステではLFOの位相を120度
ずつずらした3種類のビブラート音を原音と混
ぜて、いわゆる3相コーラスにします。
4.エフェクトタイプとエフェクトパラメーター
レベル
コーラス1∼3(mono)、セレステ1∼3(mono)
第8章 本機を使いこなすために
フランジャー
・ ジェット機の上昇下降音のような響きを作り
出すエフェクトです。
・ 入力された音をわずかに遅延させて原音に加
えると、周波数特性に図のように櫛の歯のよ
うなディップ(周波数特性の谷)が多数現れた
コムフィルターが形成されます。
・ 遅延時間を徐々に変化させるとコムフィルタ
ーの特性もそれにつれて変化し、周波数特性
の山に当たる部分の周波数が強調されること
で独特の効果がかかります。こうして得られ
た効果をフィードバックで再び入力に戻して
やることで、より強い効果を得ることができ
ます。
コムフィルター
No Effect(ノーエフェクト)
・エフェクトをoffにします。コーラスの効果はかか
りません。
・このエフェクトタイプを選択すると、コーラスエ
フェクトは全ての信号を通さなくなります。
Chorus 1、2、3(コーラス1、2、3)
・一般的なコーラスプログラムです。音を自然に拡
げます。
Chorus 4(コーラス4)
・ステレオ入力のコーラスです
Celeste 1、2、3(セレステ1、2、3)
・3相のLFOにより、音にうねりと拡がりを与えるプ
ログラムです。
Celeste 4(セレステ4)
・ステレオ入力のセレステです。
EQ
Delay
周波数
8
LFO
277

Hide quick links:

Advertisement

Table of Contents
loading

Table of Contents