Yamaha EOS B900 Owner's Manual page 272

Music production synthesizer
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3 データの互換性について
データの互換性を実現するための基礎知識
・本機は、SMF、ESEQという2つのシーケンスフォ
ーマットに対応しています。ですから、SMFや
ESEQでセーブされたソングデータをロードした
り、反対に本機で作ったソングデータを、SMFや
E S E Q で セ ー ブ す る こ と で 、 M S - D O S 、 M S -
Windows、MacOSを使用するコンピューターの
MIDIアプリケーションで再生することも可能で
す。
・さらに本機は、XGおよびTG300のGM-Bモードの2
つの音源モード用のソングデータを扱うことがで
きます。そのため、現在コンピューターミュージ
ック用として発売されているソングディスクや、
通信でやりとりされているデータのほとんどを、
原曲のニュアンスを損なうことなく再生すること
ができます。
・このような互換性を実現するためには、 「フロッ
ピーディスクのフォーマット」 、 「シーケンスフォ
ーマット」 、 「音源モード」に関する知識が必要で
す。
・ここでは、これらの知識を簡単に説明し、本機と
他機種とのデータの互換性について説明します。
フロッピーディスクのフォーマット
・フロッピーディスクを、それぞれのコンピュータ
ーで読み書きできるように初期化することをフォ
ーマットといいます。
・フォーマットはいろいろな種類がありますが、こ
こではMS-DOS、MS-Windows、MacOSを使用する
コンピューターを例にとって、メディアとOSによ
るフォーマットの種類をまとめてみました。
本機(MS-DOS)
MS-DOS
2DD
720KB
720KB(*640KB)
2HD
1.44MB
1.44MB(*1.2MB)
*NEC PC-9801/9821シリーズを使用した場合の特殊なフォーマッ
トです。
・この表からわかるように、本機の2DD、2HDのデ
ィスクに対するフォーマットは、MS-DOSやMS-
Windowsと同じですので、フロッピーディスクを
通して簡単にファイルをやり取りすることができ
ます。
MS-Windows
Mac OS
720KB(*640KB)
800KB
1.44MB(*1.2MB)
1.4MB
(KB=キロバイト/MB=メガバイト)
第8章 本機を使いこなすために
3.データの互換性について
・本機とMac OSとは、Mac OSに標準で付属してい
るPC ExchangeやApple File Exchangeを利用して
いただくことでファイルのやりとりが可能になり
ます。ただし、本機で作ったデータをMac OSで利
用 す る た め に は 、 PC Exchangeや Apple File
Exchangeを使ったファイルのコピー作業の後、フ
ァイルタイプを変換する作業が必要になります。
詳しくは、この後の「変換作業について」をご覧
ください。
・本機以外のヤマハデジタル機器は、ほとんどの機
種が2HDディスクに対応していません。そのため、
IBM-PC/ATシリーズ、NEC PC-9801/9821シリーズ、
Macintoshシリーズなどのいろいろなコンピュータ
ーや、ヤマハデジタル楽器での互換性を考えた場
合は、MS-DOSの720KBフォーマットにそろえてお
くと、容易にデータ変換ができて便利です。
MS-DOS、MS-Windowsは、米国マイクロソフト社
の登録商標です
MacOS、Macintosh、PC Exchange、Res Editは、
米国アップルコンピュータ社の登録商標および商
標です
IBM-PC/ATは、米国インターナショナルビジネス
マシーン社の登録商標です
NEC PC-9801/9821は、日本電気株式会社の登録商
標です。
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