Yamaha EOS B900 Owner's Manual page 34

Music production synthesizer
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・ オンベースとは、コードとは別にベース用の
ルート音を設定して、パターンやフレーズを
再生する際にフレーズタイプがベースに設定
されているフレーズを、ルート音に固定する
機能です。たとえば、CM7のコードにオンベ
ースGが設定されると、表示は「CM7onG」と
なり、フレーズタイプがベースに設定されて
いるフレーズは、すべて「ソ」が再生されま
す。
・ オリジナルベースとは、コードとは別にベー
ス用の別コードを設定して、パターンやフレ
ーズを再生する際にフレーズタイプがベース
に設定されているフレーズを、ベース用の別
コードで再生する機能です。たとえば、CM7
のコードで、オリジナルベースG7が設定され
ると、表示は「CM7/G7」となり、フレーズタ
イプがベースに設定されているフレーズは、
コードをG7と設定したときと同じように再生
されます。
オンベース
ソースコードについて
・ フレーズをレコーディングする際に、フレー
ズがどのコードで録音されたのかを示すソー
スコードを設定することができます。
・ ソースコードは、フレーズのコード変換を行
う上で重要な役割を持っています。というの
は、任意のコードのフレーズを指定したコー
ドに変換する場合に、元のコードがわからな
ければ変換ができないからです。
・ソースコードが録音時のコードと違っていると、
コード変換が正確に行われません。(→P.217)
再生チャンネル
・ フレーズを再生すると、演奏データは音源部
とMIDI OUT端子に対して送られます。
・ フレーズモードでは音源部はシングル音源と
して機能しているため、再生チャンネルの設
定は必要ありません。
4 . パターン
オリジナルベース
TR 1 フレーズ番号
TR 2 フレーズ番号
TR 3 フレーズ番号
TR 8 フレーズ番号 フレーズ番号
第1章
・MIDI OUT端子へは、パターンモードのトラック
トランスミットチャンネルのトラック1で設定さ
れているMIDIチャンネルで送られます。(→P.190)
フレーズ
パターンモード
トラックトランスミットチャンネル
TR1のMIDIチャンネル
MIDI OUT端子
・パターンは、フレーズモードで管理されているフ
レーズ番号を、パターンの各トラックの組み込ん
で作ります。
・パターンは、ソングに組み込むことにより、合理
的な音楽制作が可能となります。
・ 本 機 に は 、 1 0 0 × 8 の プ リ セ ッ ト パ タ ー ン と 、
100×8のユーザーパターンが用意されています。
・パターンは、スタイルとセクションを指定するこ
とで、選ぶことができます。
・パターンは、フレーズを横につないで8小節まで
の演奏パターンに膨らませたり、8パートまで縦
に積み上げることで、複数のパートからなるバッ
キングパターンを作ります。フレーズでは、各楽
器に分かれていた演奏が、パターンに組み上げる
ことで一つのバッキングパターンになります。
・フレーズを組み込んでパターンを作る作業は、パ
ターンモードのパッチ画面で、パターンをプレイ
しながら行います。(→P.192)
・でき上がったパターンをソングのパターントラッ
クに並べ、コードトラックでコードを設定するこ
とで、曲の伴奏部分を簡単に作ることができます。
(→P.136、138)
トラック構成
・ パターンは、下図のように、トラックと小節
で区切られた碁盤の目のような構造になって
います。
・ パターンの各トラックには、小節ごとにフレ
ーズ番号や休符を設定することができます。
M1
M2
M3
フレーズ番号
基礎知識
1
音源部
・・・
M8
・・・
フレーズ番号
・・・
フレーズ番号
・・・
フレーズ番号
・・・
・・・
フレーズ番号
33

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