電極2 :
握り:
把持力の増加は、 もう1つの電極に対する筋電シグナルの強さによって調整しま
す。 最大把持力は約100 Nです。
例1 :
開いた後、 装着者が筋肉を弛緩させると同時に、 閉じ動作が行われ最小把持力
(10 N) で物を掴みます。 フレキシグリップは20 N で有効です。
一旦握りが安定すると、 最小把持力に戻ります。
例2 :
例1で示されたように、 掴んだ後、 さらに強い把持力で掴まれなければならない
時、 装着者はもう1つの電極へ筋電シグナルを発生させます。 把持力は10 Nと100
Nの間で比例します。 物が滑り始めた場合、 把持力は50%まで増強されます。 フレ
キシグリップは、 最初の把持力の約二倍値で130 Nまで有効になります。 一旦握り
が安定すると、 初めの把持力に戻ります。
プログラム 5 : 2. 2つの電極によるバリオデュアル (黄色のコーディングプラグ)
開き
1つめの電極に対
する筋肉の収縮速
度と強さ
速度 : 比例する
15 mm/秒と300
mm/秒
9.6 プログラム6 :
この制御はプログラム1と同じです。 フレキシグリップ と、 SUVAセンサー をオフにすることがで
きます
9.6.1 SUVA-センサーとフレキシグリ ップ機能のオンとオフ
スポンジのような柔軟なものを掴む時には、 手動でSUVAセンサーのスイッチを切ることができ
ます。 ハンドを全開にし、 拇指先端にあるSUVAセンサーに圧力 (例 : 固い物に押しつける) をか
けた状態で開き側のシグナルを発生させます。 1度の短い振動信号によって、 スイッチが切られ
たことが確認できます。 スイッチを入れるには、 同じ手順で行います。 2 度の短い振動信号によっ
て、 センサー が作動状態であることを確認できます。
注意 :
SUVAセンサー のスイッチが切られた状態では、 把持力は自動的に調整されないとい
うこと、 および掴まれた物が手から滑り落ちるということをご了承ください。
230 | Ottobock
閉じ
10 N
閉じ :
1つめの電極に対
する筋肉の弛緩す
る速度と強さ
速度:比例する
15 mm/秒と300
mm/秒
比例する:
把持力増加 : もう1
10 Nから
つの電極に対する
100 N
筋電シグナルの強
さによって決まる
把持力
把持力:比例する
10 Nから130 N
DMC プラスセンサー のセンサーをオフにするこ とができます
紫のコーディ ングプラグ
2つの電極による制御
最初の把持力
オートグラスプ機能
オートグラスプ機
能なし
比例する
最初の把持力の
1、 5倍まで
フレキシグリ ップ機能
20 Nで有効
最初の把持力による
最大把持力をわずか
に超えたところで有効
最小20 Nから
最大130 Nから
SensorHand Speed