Otto Bock 3R90 Instructions For Use Manual page 110

Table of Contents

Advertisement

Available languages
  • EN

Available languages

  • ENGLISH, page 10
注意 !
断端の屈曲拘縮を考慮しないと、 膝継手が必要以上に前方に設置されてしまい、 機能
が発揮されなかったり、 故障の原因になるおそれがあり ます。
7 対応するアダプター (4R111, 4R41, 4R55, 4R51ソケッ トアダプターなど)を使用して、 ソケッ トと膝
を接続してくださ い。 アライメ ン トの補正には 4R112 スライディ ング ・ アダプターを使用してくださ
い(図10)。 5R1=* や 5R6=* のよう に4穴接続のあるアダプターを使用する場合、 4R118 スライデ
ィ ング ・ アダプターを使用すれば最大10.25mmまでのアライメ ン ト補正が可能です(図9)。
3.1.1 スタティ ッ クアライメ ン トの最適化には、 743L100 L.A.S.A.R. ポスチャ ーのみ使用してくださ い (図 8)。
L.A.S.A.R.ポスチャ ーを使用すれば、 容易にスタティ ッ クアライメ ン トの最適化が図れます。 立脚相の
安定性と遊脚相へのスムーズな移行を獲得するために以下の手順に従ってくださ い。
1 荷重線を観察するために、 装着者は義足側をL.A.S.A.R.ポスチャ ーの測定プレー ト上に、 健足側を
平行に置かれた高さ補正パネルの上に置いて立ちます。 義足側は最低でも体重の35%を荷重し、
画面をチェ ッ ク してくださ い。
2 次に、 足部の底屈を調整してアライメ ン トを適合させてくださ い。 荷重線 (レーザーライ ン) が膝継
手中心の40 mm前方になるよう にしてくださ い(図8参照)。
3 ステッ プ 2 の後に、 ダイナミ ッ クアライメ ン トの調整を平行棒内でおこないます。
3.2 調整および最終組立て
3.2.1 ブレーキの微調整
ブレーキの応答性は、 納品時の初期設定では個々の装着者に合わせて調節する必要がないよう に
設定されていますが、 必要な場合には調整ネジを回すことによって(図 4)調節することができます。
時計回り に回す
反時計回り に回す
注意
十分なブレーキ効果が確実に得られる範囲内でブレーキの感度を下げてくださ い。
3.2.2 遊脚相制御の設定
本膝継手の納品時の初期設定: 
• 3R90 : 一番弱いバネの状態
• 3R92 : 一番弱い空圧抵抗の状態
3.2.3 3R90の伸展補助装置
伸展補助装置は 5 段階に調整できます。 必要に応じて、 納品時のバネの強さをよ り増加させます。
バネの強さを強く する(図5)  : 軽く押えて時計回り にまわす。
バネの強さを弱く する (図5) : 軽く押えて反時計回り にまわす
3.2.4 3R92の空気圧
空圧抵抗が踵の過度の跳ね上がり とターミナルイ ンパク トを最小にし、 調和の取れた歩容にします。
装着者の習慣、 足の重さ、 下肢の長さ等が歩行に影響します。
納品時の初期設定の変更前に、 以下の指示にご注意ください :
試歩行の際は屈曲抵抗から調節します。 屈曲抵抗を強く したい場合は(F)のマークがついた左のネジ
(図6)を時計回り に回します。 伸展抵抗を強く したい場合は(E)のマークのついた右のネジを時
計回り に回してく ださ い。 屈曲抵抗と伸展抵抗のお互いの影響を微調節によって最適化してく ださ い。
110 | Ottobock
=   ブレーキが利きにく くなる
=   ブレーキが利きやすくなる
3R90, 3R92

Hide quick links:

Advertisement

Table of Contents
loading

This manual is also suitable for:

3r92

Table of Contents