Prog P2: Osc/Pitch; 2-1: Osc1 Setup - Korg Krome Manual

Program
モード

PROG P2: OSC/Pitch

サウンドの一番基本となる要素 （オシレーターが発音するマル
チサンプルと、 そのピッチ） を設定するページです。 おもに以下
について設定します。
•
シングルまたはダブル ・ プログラムのオシレーターで使うマ
ルチサンプルを選択、 ドラムス ・ プログラム用のドラムキッ
トを選択する。
•
シングル ・ プログラム、 ダブル ・ プログラムのベロシティ ・ ス
プリット、 クロスフェード、 レイヤーを設定する。
•
オクターブ、 ファイン ・ チューニングなどのサウンドの基本
ピッチを設定する。
• LFO 、 ピッチ EG 、 ジョイスティックなどさまざまなソースを
使ってピッチ ・ モジュレーションをコントロールする。
"Oscillator Mode" Single
で
OSC 1 Setup 、 Velocity
の各ページは表示および設定できません。
マルチサンプルとドラムキット
マルチサンプルとドラムキットは、 サンプルをそれぞれ異なっ
た方法で発音します。
•
マルチサンプルは、 複数または
り当てたものです。 シンプルなギターのマルチサンプルを例
にとると、 弦ごとに
ンプルで構成します。
•
ドラムキットはその名の通り、 複数のドラムサンプルをドラ
ムキットのように配列したものです。
ベロシティ ・ スプリット、 クロスフェード、 レイヤー
各オシレーターには、 鍵盤のベロシティに応じて実際に鳴らす
マルチ ・ サンプルやドラム ・ サンプルを切り替えることのできる
8
ベロシティ ・ ゾーンが
それぞれのゾーンが反応するスレッショルド
フェード （隣接ゾーンとの重複度合い） を設定することで、 鍵盤
演奏の強弱によって音色を切り替えたり、 重ねたりするなどが
設定できます。
•
スレッショルドで完全に切り替えるベロシティ ・ スプリット
• スレッショルド以上の指定範囲で滑らかに切り替えるベロ
シティ ・ クロスフェード
•
スレッショルド以上の指定範囲で音色を重ねるベロシティ ・
レイヤー
Note: "Oscillator Mode"
きは、 ドラム ・ キットにあらかじめ設定されたベロシティ ・ ゾー
ン設定が適用されるため、 画面には表示されません。 ドラム ・
キットのベロシティ ・ ゾーンは
p.226
ます （→ ） 。 画面に表示された
Global P5
ンを押すと自動的に
18
Drums
または を設定すると、
、 Pitch だけが有効になり、 オシレーター
1
つのサンプルを鍵盤上に割
1 つずつサンプルを配列し、 合計
個ずつ用意されています。
(
境界値
Drums Double Drums
が ま た は
Global P5 Drum Kit
で設定でき
"Jump to DrumKit Edit"
に移動します。
2–1: OSC1 Setup
2–1a
2–1b
OSC1
の
2
プログラムのサウンドはマルチサンプルを基本に作られていま
す。 このページでは基本的なマルチサンプル関連の設定を行い
ます。 以下について設定します。
•
シングルまたはダブル ・ プログラムのオシレーターで使うマ
ルチサンプルを選択する。 またはドラムス ・ プログラム用の
ドラムキットを選択する。
•
オシレーターの基本ピッチを設定する。
6 つのサ
2–1a: OSC1 Frequency
"Oscillator Mode" Single, Double
OSC1 Frequency
Octave
オシレーターの基本ピッチ （音高） をオクターブ単位で設定しま
す。 マルチサンプルの標準オクターブは
)
と、 クロス
Transpose
ピッチを半音単位、
Tune
ピッチをセント単位、
1/100
トは半音の
Freq. Offset (Frequency Offset) [–10.0Hz ...+10.0Hz]
0.1 Hz
単位でピッチを調整します。 このパラメーターは
2
なり、 つのオシレーターをデチューンさせると、 鍵盤全域にわたっ
の と
て、 周期的に脈打つように一定のビートが生まれます。
2–1b: Multisamples
ボタ
左側のスライダーは、 ドラッグすることによってエディットす
るベロシティー ・ ゾーンを選択します。 直接、 目的のゾーンを押
しても選択できます。
1: Multisample 1
1 番目のマルチサンプルを設定します。 マルチサンプルを
け使って簡単なセットアップを作るときは、
宜 設 定 して、
"Crossfade" (Crossfade Range)
に、
[–2[32'], –1[16'], +0[8'], +1[4']]
+0[8']
±1
オクターブの範囲で調整します。
±1
オクターブの範囲で調整します。
です。
Velocity 2–2b "Threshold Velocity"
ペ ー ジ （ ） の
Off
を に設定します。
2–1
Menu
Velocity Split
です。
[–12...+12]
[–1200...+1200]
1
セン
"Tune"
と異
1 つだ
Multisample 1
を適
1
を