Fx Control Bus - Korg Krome Manual

Effect Guide

FX Control Bus

FX Control
バスは、 エフェクトの入力音を、 別の音でコントロー
ルするときに使用します。
ボコーダー、 リミッターやゲート系エフェクトで使用すること
ができます。 ボイス系のティンバーでシンセ系の入力をモジュ
レートしたり、 ドラム ・ トラックなどでリズミックなボコーダー
効果を作り出すことができます。 また、 リミッターやゲート系エ
フェクトで、 入力音を別系統の音でコントロールするのが代表
KROME
的な使用例です。
ト ・ コントロール ・ バスを使用して、 自在なエフェクト ・ コント
ロールが可能です。
以下のエフェクトで使用できます。
ボコーダー
174: Vocoder
リミッターやゲート系エフェクト
003: Stereo Limiter
006: Stereo Gate
例： Gated Reverb （ Program
リバーブ音にゲート ・ エフェクトを組み合わせる場合、 リバーブ
によって長く伸びた音でゲートをコントロールすると、 ゲート
のタイミングをうまく設定できないことがあります。 通常、 図の
ように、 リバーブをかける前の音でゲートをコントロールしま
OSC1 2 "Bus (IFX/Output) Select"
す。 と を
"FX Control Bus"
に、
"Envelope Source" FX Control1
で
音） とは別のシグナルでゲートをコントロールすることができ
ます。
Gated Reverb (Program)
IFX1
Bus Select
: IFX1
OSC1&2 084: Reverb Hall
FX Control Bus
: FX Ctrl1 (FX Control Bus1)
: Limiter Combination
例 （
コンプレッサー系のエフェクトでは、 オーディオ入力音の大き
さによって、 出力音のレベル ・ ゲインをコントロールします。
こ れ ら の エ フ ェ ク ト で は、 コ ン ト ロ ー ル 信 号 を 発 生 す る
E nve l o p e
検 出 の ソ ー ス と し て、 通 常 の 入 力 音 に 加 え て、
Control Bus1 2
、 を選択できます。
図の設定例では、 スプリットにしたコンビネーションの低音域
1: Pad
のティンバー のレベルを、 高音域のティンバー
IFX2 OD/Hi-Gain Wah
（ で
す。 ギターを弾いたときにその音量に従って、
的に下がる等の設定が可能です。
FX Ctrl1 IFX1: Stereo Limiter
で に送り、
Control1
を選択します。
Limiter (Combination)
Bus Select
Timbre1
: IFX1
: Pad
Program Program
A B
Bus Select
split Timbre2
: IFX2
: Guitar
258
2 2
は 系統 （モノ チャンネル） のエフェク
）
IFX1
で へ送ると同時
1 IFX2: Stereo Gate
で へ 送 り ま す。
を設定します。 入力 （リバーブ
IFX2
Chain to Bus Select
: IFX2 : L/R
006: Stereo Gate
Envelope Source
: FX Control1
）
をインサート） で、 コントロールしま
Pad
の音量が自動
IFX2 "FX Control Bus"
通過後を
"Envelope Source"
の
IFX1
003: Stereo Limiter
Envelope Source
: FX Control 1
Ctrl Bus
IFX2
(FX Control Bus)
020: OD/ : 1
(FX Control Bus1)
Hi.Gain Wah
Bus Select
: L/R
例： Vocoder (Combination)
ボコーダー ・ エフェクトは、 オーディオ入力音 （
のオーディオ入力音 （
効果を得ます。
図のように、 ティンバー
イス系の出力音をモジュレーターとして使用すると、 喋ってい
るような独特の効果を得ることができます。
Vocoder (Combination)
: Rhythmic Vocoder
例
ボコーダー ・ エフェクトは、 オーディオ入力音 （
のオーディオ入力音 （
効果を得ます。 ドラムス ・ パターン等で変調をかけることで、 リ
ズミックなボコーダー効果が得られます。 図のように、 アルペジ
エーターやドラム ・ トラック機能によるドラムス ・ パターンを
Control バスへ送り、 ボコーダーのモジュレーター ・ ソースとし
て使用します。
キャリアとなるオシレーター
IFX1
に設定し、
ドラム ・ トラック） の
の へ送ります。 IFX1: Vocoder
に設定することによって、 ドラム ・ トラックの信号がボコーダー
のモジュレーターとなります。
Rhythmic Vocoder (Program)
Drum pattern/
Drum Track
F X
2: Guitar
FX
で
Bus Select
: L/R
Modulator
） で変調をかけることで独特の
1
の出力音をキャリア、 ティンバー
IFX1
Bus Select
(Carrier)
Timbre1
: IFX1
174: Vocoder
: Pad
Modulator Source
: FX Control1
(Modulator)
FX Control Bus
Timbre2
(FX Control Bus1)
: 1
: Voice
Program
（ ）
Modulator
） で変調をかけることで独特の
1 "Bus (IFX/Output) Select"
の
IFX1: Vocoder
へ送ります。 モジュレーターとなる
"FX Control Bus" 1
を に設定し
の "Modulator Source"
IFX1
Bus Select
OSC1
(Carrier)
: IFX1
174: Vocoder
: Synth/
Modulator Source
Single wave
: FX Control1
(Modulator)
FX Control Bus
Drum (FX Control Bus1)
: 1
Track
Carrier
） を別系統
2
のボ
Bus Select
: L/R
Carrier
） を別系統
FX
を
FX Ctrl1
バス
を FX Control1
Bus Select
: L/R