リモートコントロールを使ったスリープモードのオン/オフ; Opg(Optimized Physiological Gait:人間本来の生理学的歩行に限りなく近似した 歩行の再現)機能 - Otto Bock Genium 3B1-2 Instructions For Use Manual

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  • ENGLISH, page 51
→ ナビゲーションメニューが開きます。
2) ナビゲーションメニューから「Functions」をタップします。
3) 「Activate Deep Sleep」をタップします。
4) 画面上の指示に従ってください。
→ スリープモードが作動すると、ミュートモード(サイレントモード)が作動していなけれ
ば、短いビープ信号音と短い振動信号が発信されます。
スリープモードの停止
1) 現在接続中の義足がスリープモードである場合、コックピットアプリを起動すると自動的に
Exit deep sleep modeボタンが表示されます。
2) このボタンをタップすると、義足との接続が確立され、スリープモードが停止します。
備考: スリープモードを停止するには、30秒程度かかります。
義足がスリープモード中でコックピットアプリに接続していない場合は、義足とアプリを接続し
てください(454 ページ参照)。
9.6.2 リモートコントロールを使ったスリープモードのオン/オフ
スリープモードの作動
1)
キー/ キーでメインメニューからDevice settingsを選び、 キーで確定します。
2)
キー/ キーでメニューオプションDeep sleepを選び、 キーで確定します。
→ スリープモードが作動すると、短いビープ信号音と短い振動信号が発信されます。また、
リモートコントロールの電源もオフになります。
スリープモードの停止
1)
キーを使ってリモートコントロールを起動してください。
2)
キーを押して義足との接続を確立します。義足に接続するとスリープモードが停止しま
す。
備考: スリープモードを停止するには、30秒程度かかります。
9.7 OPG(Optimized Physiological Gait:人間本来の生理学的歩行に限りなく近似した歩行の
再現)機能
備考
この機能は、義肢製作施設にて設定します。
OPG機能は義足装着者の歩行のずれや異常を最少に抑え、調和がとれ、かつ、生体力学的に理想
的な歩行パターンを実現します。この機能には以下のような特徴があります。
プレフレックス
プレフレックスは、踵接地時の衝撃に備えて遊脚相終了時に膝継手を4度屈曲させます。 これに
より、立脚相における膝軽度屈曲が実現するため、体重を楽に前方移動させることができます。
イールディングコントロール
膝継手は立脚相と遊脚相の油圧抵抗を自動的に調整します。立脚相における油圧抵抗は、装着者
が斜面を歩行したり坂を降りたりする際に発揮されます イールディングの自動調整機能により、
斜面の勾配角度に応じて屈曲抵抗値が調整されます。膝継手は、平面ではゆっくりと屈曲し、急
勾配ではすばやく屈曲します。
動的安定性のコントロール(DSC)
DSCは、静的または動的に不安定な環境でも、膝継手の安定性を確実に保持します。 DSCでは常
時多数のパラメーターを確認することによって、最適なタイミングで安全に立脚相から遊脚相へ
の切替えを行うことができます。 常にDSCが膝継手の状態を監視しているため、油圧抵抗が失わ
れる心配なく、様々な方向への動きや後方歩行が可能です。
適正な遊脚相コントロール
歩調(ケーデンス)や振り子質量の変化(足部の変化など)に素早く対応して、遊脚期の屈曲角
度変化を+/-1度以内に保ちます。 遊脚相の伸展/屈曲抵抗は自動的に調整されます。
膝継手に部分的に荷重がかかって屈曲した状態であっても遊脚相に切替えることができ、大きく
膝が屈曲するので地面との間にクリアランスが得られます。
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