使用目的; カ ーボンスプリ ングの特徴; 適応および禁忌 - Otto Bock 17CF1 Instructions For Use Manual

Ottobock ankle seven carbon fiber spring
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  • ENGLISH, page 13
1 概要
1.1 使用目的
オッ トーボッ ク​カ ーボン​アンクル​セブンは、 機械式の機構を持たないカ ーボンスプリ ング足継手で
す。 本製品を用いることによ り、 大きな動的荷重にも対応する軽量な下肢装具を製作することができ
ます。 特殊な設計によ り、 踵接地時にカ ーボンフ ァイバー内にエネルギーを蓄積し、 つま先離れの際に
放出するため、 自然で、 エネルギー消費の少ない歩行が可能となり ます。
1.2 カ ーボンスプリ ングの特徴
カ ーボンスプリ ングは、 背後から見て自然な足部位置である7度外転(図1参照)を考慮に入れて設計
されています。 石膏モデルを作成し、 それに適切に添わせるよう にして組立てることで、 歩行中の足
部が生理学的なアライメ ン トに近くなり ます(図2参照)。 それにともない、 カーボンスプリ ングの可動
部分が足部外転方向を向き、 よ り良好な踏み返しをサポー ト します。 ​
1.3 適応および禁忌
本製品は、 以下の機能障害に用いる下肢装具用と して設計されています。 ​
麻痺、 足部の底屈 ・ 背屈筋力の低下。 膝伸展筋力の低下(​ ​ 膝伸展筋力>3  以上はJandaの筋力テス ト
数値による)。 例 : 二分脊椎症、 他の神経筋疾患、 外傷後の症状による麻痺など。 ​ ​
25mm以上の脚長差がある尖足位、 重篤な痙攣、 または歩行に重大な障害を及ぼす症状などへの使
用は適応外となり ます。
カ ーボンスプリ ングの強度は、 以下の表を使用し、 使用者の体重と活動レベルを基に選択します。 ま
た、 装着者が歩行可能であることが前提条件となり ます。 かけっ こする (走る) など、 活動度の高い装
着者には、 よ り強度のあるカ ーボンスプリ ングが適しています。 ​
備考
下記の表は短下肢装具用です。 ​
長下肢装具製作の際は、 この表の適応範囲と異なる場合があり ます。 ​
カ ーボンスプリ ングの選択 (短下肢装具製作の場合)
体重
~100​ k g
~90kg
~80kg
~70kg
~60kg
~50kg
~40kg
~30​ ​ kg
~20​ ​ kg​
~10kg
活動レベル
17CF1
活動レベル
通常
17CF1=L/R1
17CF1=L/R2
17CF1=L/R3
17CF1=L/R4
17CF1=L/R5
17CF1=L/R6
17CF1=L/R8
17CF1=L/R9
17CF1=L/R11
17CF1=L/R12
通常
17CF1=L/R1
17CF1=L/R1
17CF1=L/R2
17CF1=L/R3
17CF1=L/R4
17CF1=L/R5
17CF1=L/R7
17CF1=L/R8
17CF1=L/R10
17CF1=L/R11
支柱の幅
30 mm
30 mm
30 mm
30 mm
30 mm
25 mm/ 30 mm
25 mm
25 mm
22 mm
22 mm
Ottobock | 193

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