Otto Bock 6A20-10 Instructions For Use Manual page 123

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5.3 最終組み立て
シャトルロックの取り付け
>
必要な材料:710D4 トルクレンチ、636K13 ロックタイト® 241
1)
シャトルロックを最後までしっかりラミネーションアンカーに回
し入れます。
2)
アライメントの際、ほんの 3/4  回転であれば、シャトルロックの
ネジを緩めても構いません。
3)
ロックタイト®を塗布し、トルクレンチを使用してネジ式クラン
プ部を止めネジで締めます(10 Nm)。
ラチェット装置のネジ止め
>
必要な材料:710D4
トルクレンチ、内側1/4インチから外側1/2差
込角のソケットレンチ、レンチソケット
► ラチェット装置をシャトルロックにネジで固定します(トルク
値:20 Nm)。
6 使用方法
注意
承認されていないピンの取り付けにより発生する危険性
ネジが緩み、負傷するおそれがあります。
► 必ず金属製のネジでピンをライナーに取り付け、指定のトルク
値で締めてください。
注意
ピンが完全にシャトルロックに挿入されていない場合に発生する危
険性
義肢の接合部が緩み、装着者が怪我をするおそれがあります。
► 取扱説明書に従ってピンをシャトルロックに挿入してくださ
い。
► 義肢を使用する前に、必ずピンがしっかりとシャトルロックに
連結されていることを確認してください。
ライナーとシャトルロックは、互いにピンで接続されています。ピン
はシャトルロックに挿入されライナーを正しい位置に固定します。
ライナーへの取り付け
1)
ピンやライナーに損傷がないことを確認してください。
2)
注記! ピンを断端の長軸に沿って配置して、不必要な損傷を防い
でください。
ライナーを裏返し、断端末端に当てます。
3)
軟部組織が移動しないように気をつけながら、しわを寄せないよ
うにしてライナーを断端に被せます。
4)
ライナーの適合具合とアラインメントを確認してください。
義肢ソケットの装着
1)
シャトルロックの開口部にピンが差し込まれるまで、ライナーを
装着した義肢ソケットをスライドさせます。
2)
ピンを完全にシャトルロックに挿入してください。
3)
必ずピンがしっかりとシャトルロックに挿入されていることを確
認してから義肢を使用してください。
義肢ソケットの取り外し
► サイドボタンを押して、ライナーを装着した断端を義肢ソケット
から引き抜きます。
7 メンテナンス
► 義肢パーツは、使用開始から 30 日後に目視点検および機能試験を
実施してください。
► 通常の定期点検を行う際には、義肢各部の消耗具合も調べてくだ
さい。
► 安全のため、年に一度、定期点検を実施してください。
8 法的事項について
法的要件についてはすべて、ご使用になる国の国内法に準拠し、それ
ぞれに合わせて異なることもあります。
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