Otto Bock 6A20-10 Instructions For Use Manual page 122

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5.2.2 下腿ソケットのラミネーション
>
必要な材料:
710D4
ディングアイロン、99B81 PVA バッグ、623T3 ペルロンストッキ
ネット、616B1 カーボンファイバー帯ひも、699B1 ファイバーグ
ラスロービング、616G12
ファイバーグラスマット、616G15
ネット、617H119 オルソクリル注型用樹脂 80:20 PRO
1)
陽性モデルの上からペルロンストッキネットを 2 層被せ、半球状
ダミーの上で結びます。
2)
1 本のカーボンファイバー帯ひもをMPT(膝蓋腱中央)の周りに
巻付けます。
3)
半球状ダミーからソケット縁に向かってそれぞれ内側と外側に 1
本のカーボンファイバー帯ひも(5 cm幅)を巻き付けます。
4)
半球状ダミーからソケット縁に向かってそれぞれ前方と後方に 1
本のカーボンファイバー帯ひも(5 cm幅)を巻き付けます。
5)
4 片のファイバーグラスマット(約 5 cm x 3 cm)をカーボン
ファイバー帯ひもの上にアンカーアームに沿って配置します。
6)
2 枚のカーボンファイバーシート(およそ 15 cm x   1 5 cm)を、
モデルの遠位端部の半球状ダミーに置きます。
7)
陽性モデルの上からペルロンストッキネットを 2 層被せ、半球状
ダミーの上で結びます。
8)
シャトルロックを最後までラミネーションアンカーに回し入れ
て、ネジ式クランプでしっかりと締めます(トルク
値:10 Nm)。
9)
ラミネーションアンカーを断端の長軸に合わせて半球状ダミーの
上に配置します。
10) APおよびML面で正しい位置に合わせて、ラミネーションアン
カーの位置を決めます。決してネジ式クランプを前/後方向に位
置合わせしないでください。
11) オプション:ベンディングアイロンを使用して、ラミネーション
アンカーのアームを陽性モデルに沿うように調整します。
12) ラミネーションダミーを使ってシャトルロックを置き直します
(122 ページ参照)。
122
トルクレンチ、止めネジ、711S4*
カーボンファイバーシート、616G4
カーボンファイバーストッキ
13) ラミネーションアンカーのクランプ部分にプラスタテープを巻き
付け、ラミネーション樹脂が触れないようにします。こうするこ
ベン
とで均等にクランピングできます。
14) ファイバーグラスロービングをアンカーアームの穴から引き、
ループ状に掛かるようにします。アームに穴がない場合は、グラ
スファイバーロービングをループ状にしてアームに掛けます。
15) 3 層のカーボンファイバーシート( 15 cm x 15 cmなど)をラミ
ネーションアンカーのアームに配置します。
16) 更に 2 層のペルロンストッキネットを被せ、ラミネーションアン
カーの止めネジの下で結びます。
17) カーボンファイバーストッキネット 1 片を陽性モデルの1.3倍の
長さに切り、モデルの上に置きます。
18) 余ったカーボンファイバーストッキネットをラミネーションアン
カーの止めネジの下で結び、陽性モデルの上から被せます。
19) 更に 2 層のペルロンストッキネットを被せ、ラミネーションアン
カーの止めネジの下で結びます。
20) PVA バッグを被せます。
21) オルソクリル 注型用樹脂を使用してラミネーション工程を終えま
す。
22) ラミネーション樹脂が硬化したら、ラミネーションダミーを取り
外します。
5.2.3 ラミネーションダミーの取り付け
1)
シャトルロックが少し動く程度に、ネジ式クランプの止めネジを
締めます。
2)
ラミネーションアンカーからシャトルロックを取り外します。
3)
ラミネーションダミーをネジで締めます。

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