6)高度計測の仕組み - Seiko S833 Instructions Manual

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(6)  高度計測の仕組み
・ 本製品は、国際民間航空機関 (ICAO)が定める国際標準大気の高度と気圧の関係に基づき、気圧か
ら高度を推定します。
・ 高度が分かっている場所で補正した高度を基準として、そこからの気圧変化量を高度差に換算し、現
在の高度として表示します。
図の例では、はじめに登山口等で高度を補正します (200 m) 。そして移動によって生じた気圧の変化か
ら高度差 (400 m)を計測し、補正値と合わせることで移動後の高度 (600 m)を表示します。
・ 気圧の変化を高度に換算しているため、同じ場所で高度を計測しても、気圧が変化すれば高度の表示
は変わります。
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【ご注意】以下の条件下では正しい計測が出来ない場合があります。
・気象条件により、大気圧に大きな変化が生じたとき
・気温の変化が大きいとき
・本製品が強い衝撃を受けたとき
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標識など
200m
海抜
海面
600m
(現在高度=補正値+計測値) 
計測
(400m)
補正

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