その他の各種モード; バッテリー切れモード; 義足充電モード; セーフティモード - Otto Bock Genium X3 Instructions For Use Manual

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10 その他の各種モード
10.1 バッテリー切れモード
バッテリー残量が5%になると、ビープ音と振動信号が発信されます(89 ページ参照)。バッテ
リー切れの間、抵抗値はセーフティモード中と同じ値になります。その後、義足の電源が切れま
す。充電を行なうと、バッテリー切れモードから基本モード(モード1)に戻すことができま
す。
10.2 義足充電モード
充電中はどの機能も使用できません。
この間は、セーフティモードの屈曲抵抗が働きます。抵抗値は、義肢製作施設で行なった設定に
よって、高いか低いかの選択がされています。
10.3 セーフティモード
システムに致命的エラーが生じると自動的にセーフティモードに切替わります(センサーが反応
しないなど)。エラーが解消されるまでは、セーフティモードが作動します。
切替え前にビープ音と振動信号が発信されるため、セーフティモードに切替わったことが分かり
ます(89 ページ参照)。
充電器の取付/取外しを行なって、セーフティモードを解除することができます。解除しても再度
セーフティモードになる場合は、エラーがまだ解消されていないことが考えられます。必ず公認
のオットーボック修理サービスセンターにて点検を受けてください。
エラーの種類や重要度に応じて、セーフティモードで使用できる機能が異なります。セーフ
ティモード中は歩行が制限されます。
以下の機能が使用可能です。
連続した立脚相の屈曲抵抗が維持されるものの、遊脚相への切替えが可能
エラーの種類によっては、遊脚相制御と立脚相での伸展抵抗が機能する場合としない場合が
あります。
セーフティモード中の屈曲抵抗の調整 義肢装具施設で行なった設定によって、抵抗値が高い
場合も低い場合も考えられます。
セーフティモードでは以下の機能は使用できません。
OPG機能
階段上り・障害物乗り越え機能
立位機能
シッティング機能
10.4 オーバーヒートモード
備考
ミュートモード(サイレントモード)が作動していると、ビープ音も振動信号も発信されませ
ん。
連続した活発な活動により油圧シリンダーがオーバーヒートすると(長時間坂を下るなど)、
オーバーヒートの影響で温度が上昇すると共に屈曲が大きくなります。油圧シリンダーが冷却さ
れると、製品の抵抗値はオーバーヒートモード前に使用していた値に戻ります。
マイモード中はオーバーヒートモードは作動しません。
オーバーヒートモードになると5秒毎に長い振動信号が発信されます。
オーバーヒートモード中に使用できない機能は以下のとおりです。
OPG機能
階段上り・障害物乗り越え機能
立位機能
シッティング機能
他の端末を使わずにバッテリー充電レベルを表示させる
マイモードへの切替え
Ottobock | 85

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