短距離を走る(「Walk To Run」機能 - Otto Bock Genium X3 Instructions For Use Manual

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9.1.2 歩行
義足装着後に初めて試歩行する際は、必ず、所定のトレーニングを受けた有
資格者の指導を受けてください。
油圧シリンダーの働きにより、安定した立脚相からスムーズに次の一歩を振
り出して、滑らかに遊脚相に移行します。
遊脚相に切替えるには、足部を全面接地の状態から前方へとロール
オーバーさせてください(踏み返す)。
9.1.3 短距離を走る(「walk to run」機能)
短い距離を素早く動く際、自動的に以下の設定が変更されて、膝継手が基本
モードの歩行状態から走行体制にシフトします。
走る際に必要な状態に自動的に切替わることで、義足を素早く前に振り出し
てダイナミックに体重をかけることができます。走るのを止めると、変更さ
れた設定がもとの標準値に戻ります。
備考
長距離を走るために、義肢製作施設で「Running」マイモードの設定を行ないます(76 ページ参
照)。
9.1.4 座る
座っている間は膝継手の抵抗が下がり、左右の膝を均等に曲げることができ
ます。
1) 両足を均等な幅に開きます。
2) 座る動作中は両足に均等に荷重をかけて、必要によってはひじ掛けを使用
3) 臀部を椅子の背の方向に持って行き、上体はやや前方に傾けてください。
備考:コックピットアプリまたはリモートコントロールを使って
「Resistance」のパラメーターを変更すると、座位時の抵抗値を変えることが
できます(79 ページ参照)。
9.1.5 座位
備考
座っている間、膝継手は省エネモードになります。シッティング機能が作動しているかどうか
とは関係なく、省エネモードに切替わります。
装着者が2秒以上座位を保持すると(大腿部が水平に近づき、足部に負荷がか
からない状態になると)、膝継手の屈曲方向の抵抗値が最小値に変更されま
す。
シッティング機能は義肢製作施設にて設定します。シッティング機能につい
ての詳細は以下を参照してください。
72 | Ottobock
遊脚相の屈曲角度が大きくなります
踵接地時のプレフレックス4度を0度に減らします。
してください。

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