Otto Bock 28L10 Instructions For Use Manual page 93

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1) 股関節が十分に屈曲していない場合、左右対称になるように白いビーズコードロック(3)の
ビーズコード(4)を短くします。緑と白のビーズを目安にして簡単に左右対称の設定を確認
することができます。
2) 背面の赤いビーズコードロック(8)の調整も必要な場合は、「成長に応じた装具の調整」の
項を参照してください。
ビーズコードの張りが前面と背面とで異なる場合、または、前にある面ファスナー(2)と首が
近すぎる場合、下記のように位置を調整してください。
1) 大腿支持部(下部)のビーズコードロック(9)を開きます(画像参照 14)。
2) 下部のビーズコードロック(9)からビーズコード(4)を外します。中指と人差し指で
ビーズコードを持って固定されたビーズコードを引っ張ります。
3) 肩ハーネス(1)と首周囲に、どの箇所にも指2本分のゆとりができるまでビーズコード(4)
に沿って大腿支持部(5)をスライドさせて、大腿支持部を左右対称に配置します。外転スラ
イドバー(7)の位置は、必ず大腿支持部の間の中央としてください。
4) 下部ビーズコードロック(9)のビーズコード(4)を固定します。ビーズコードをビーズホ
ルダーに固定して、カチっとはまる音を確認します。
5) 大腿支持部(下部)のビーズコードロック(9)を固定します。
設定位置の記録
► 保護者の方が同じ設定でご使用いただけるように、前面の白いビーズコードロック(3)(画
像参照 7)の位置から上に向かってビーズ3個分を残しビーズコードを切る、または、ビーズ
コードロックの中に収まるビーズに油性マーカーで印を付けます。
外転の設定
1) 外転スライドバー(7)のスライド装置(6)を左方向にスライドさせます(画像参照 8)。
2) 乳児の脚をやや内転させて外転用スライドバー(7)をわずかに持ち上げます。外転スライド
バー(7)を印まで広げ(画像参照 9)、固定したい外転位置で固定します(画像参照 10)。
3) スライド装置(6)をカチッと音がするストップ位置まで右方向にスライドさせてロックしま
す(画像参照 11)。
5.3 成長に応じた装具の調整
チュービンゲン ヒップ オルソシスは、治療経過や装着する乳児の成長に合わせて医師または義
肢装具士が設定を確認し、調整を行ってください。調整の際は、背面ビーズコードロック(8)
のビーズコードを緩めます。肩ハーネス(1)の赤い背面ビーズコードロック(8)の裏に余った
ビーズコードが収納されています。緑と白のビーズを目安にしてビーズコードを左右対照に設定
します。
1) 背面ビーズコードロック(8)からビーズコード(4)を外します。ビーズコードを中指と人
差し指で挟み、固定されたビーズコードを強く引っ張って外します。ビーズコードは、不意
に緩まないようしっかりと固定されています。
2) ビーズコート(4)を緩めます。
3) ビーズコード(4)を背面ビーズコードロック(8)に固定します。中指と人差し指でビーズ
コードを挟みます。固定するとクリック音がします(画像参照 12)。余ったビーズコード
(4)を90度に曲げて溝に収納し、パイルカバー下のホルダーで固定します(画像参照
 13)。
反対側も同様にして、左右対称になっていることを確認します。
5.4 取外し
備考
保護者の方は、イラストが描かれた面ファスナー(2)と白いビーズコードロック(3)のみで
装具の着脱を行ってください。
取外し
1) 面ファスナー(2)と白い前面ビーズコードロック(3)を開きます。
2) ビーズコード(4)を取外して乳児を装具から持ち上げます。
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