Otto Bock 3R106-Pro Instructions For Use Manual page 232

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5 使用前の準備
5.1 義足製作に関する注意事項
注意
不適切なアライメントや組立、調整による危険
不適切な取付や調整が原因で、装着者が負傷したり義足コンポーネントが破損するおそれがあ
ります。
アライメント、組立、調整方法については本説明書の指示に従ってください。
装着者に合わせて適切な義足を製作するには、義肢製作適合に関する知識と技術が必要です。 ア
ラインメントおよび調整は、義肢装具士のみが行ってください。
アラインメントおよび調整は、以下の手順に従って行ってください。
1. ベンチアライメント
2. スタティックアライメント
3. 試歩行
上記の手順は、まず仮義足で行い、使用する義足コンポーネントの最適な組合わせと位置確認を
します。 装着者に合わせてすべての設定を行ったら、本義足を製作します。 本義足でも同じ手
順を繰り返します。
試歩行では、装着者が義足の機能になれるまで充分な時間を取ってください。時間をかけること
で、日常生活での安全な使用方法を習得します。
5.2 コスメチックカバーの使用に関する注意事項
注意
タルカムパウダーの使用により発生する危険性
タルカムパウダーを使用すると膝継手の潤滑性が失われ、製品が損傷し、転倒するおそれがあ
ります。
膝継手や他の義足コンポーネントには、タルカムパウダーを使用しないでください。
► オットーボック社が指定するフォームカバーのみを使用してください(「可能な組合わせ」
の章を参照してください – 229 ページ参照)。
► 摩擦や異音をなくすには、シリコーンスプレー
に塗ってください。
► コスメティックカバーの装着後は、緩衝などして義足調整に影響するため、試歩行を繰り返
してください。
5.3 ベンチアライメント
+ = 前方位置 / – = 後方位置(アライメント基準線に対して)
項目
画像参照 7
必要な装置:
アライメントツール(743L200L.A.S.A.R.アッセンブリまたは743A200PROS.A.アッセンブリな
ど)、743A80 50:50 ゲージ、743S12 差高計測器
以下の数値に合わせ、義足足部(以下、足部)をアライメントツールの上に置きます。
差高:
   
必要な差高(x)+5 mm
AP面、矢状面でのアラインメント基準線に対する足部中央の位置 :
   
+30 mm
足部の外旋:
約7度
ML面、前額面でのアラインメント基準線に対する足部中央の位置 :
0 mm内側
232 | Ottobock
519L5を直接、コスメチックカバーの接触面
ベンチアライメントの手順

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