膜厚計とプローブの性能の確認 - Elcometer 500 User Manual

Coating thickness gauge (for concrete and other similar substrates)
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5 測定(続き)
[開始]を押して測定を開始し、試験⾯の
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上でプローブを滑らせます(図3)。
画⾯に読み取り値が表⽰されます。この値
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は、絶えず変化しているはずです。
読み取り値の右横に、信号強度インジケーターがあり
ます。インジケーターが緑になっている場合は、信号
強度が⼗分で、読み取りも安定しています。緑になっ
ていない場合は、プローブの下に適量のカプラントの
膜が形成されていることと、プローブを試験⾯に垂直
に密着させていることを確認してください。または、
同じ試験⾯上でプローブを少しずつ動かして、強い信
号を受信できる場所を⾒つけてください。
C1プローブを使⽤しているときに、画⾯に「<0.15mm」または「>2.50mm」
(「<6mils」または「>98mils」)と表⽰された場合は、膜厚がプローブの測定範
囲を超えています。C2プローブの場合は、この値が「<0.75mm」または
「>10.00mm」(「<30mils」または「>390mils」)になります。
⽬的の領域を測定し終わったら、[停⽌]を押してスキャンを停⽌
6
します。
スキャンの途中で、良好な信号を受信できなくなる(カプラントが⾜りない場所な
ど)と、信号が受信できる場所に来るか[停⽌]を押すまで、測定が⼀時中断され
た状態になります。
読み取った値の平均、最⼩値と最⼤値が画⾯
7
に表⽰されます(図4)。[保存]を押して、読
み取り値をメモリに保存します。これまでの
読み取り値を消去してスキャンし直す場合
は、[消去]を押します。
試験⾯からプローブを離します。
8
6 膜厚計とプローブの性能の確認
測定を繰り返すに従ってプローブチップが摩耗し、精度に影響する可能性があ
ります。また、プローブチップが傷ついたり変形したりした場合も、正確な測
定値を得られません。プローブチップの交換が必要になると本体にメッセージ
が表⽰されますが、本体とプローブの性能を定期的にチェックすることをお勧め
します。
膜厚計本体とプローブの性能を測定現場で確認するには、プローブに付属
している標準フォイルを使います。
膜厚計とプローブの性能を検査するには:
メニュー→校正→校正⽅法→塗装材料を押し、[⼀般的な材料]⼀
1
覧から、付属しているフォイルを選択します。
メッセージが表⽰されたら、フォイルにカプラントを塗ってから測
2
定します。
jp-9
R
図3
図4
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