Hilti DD 160 Manual page 527

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2.2
ダイヤモンドドリルに関する安全上の注意
▶ 水を使用する必要がある穿孔作業を行う際は、作業領域から水を除去するか、あるいは水を受ける容器
を使用してください。このような事前処置により作業領域を乾燥した状態に保ち、感電の危険を低減し
ます。
▶ 隠れた電線や装置自体の電源コードに先端工具が接触する可能性のある作業を行う場合は、絶縁された
グリップ面を掴んで電動工具を使用してください。先端工具が通電状態の配線と接触すると電動工具の
金属部分にも電圧がかかり、感電の危険があります。
▶ ダイヤモンドコアドリルによる穿孔の際は耳栓を着用してください。騒音により、聴覚に悪影響が出る
恐れがあります。
▶ 先端工具がブロックした場合は、それ以上先端工具を送ることをしないで電動工具をオフにします。
先端工具が噛んだことの原因を突き止め、その原因を取り除いてください。
▶ 作業材料に食い込んでいるダイヤモンドドリルを再スタートする際は、スイッチをオンにする前に先端
工具が問題なく回転するか確認してください。先端工具は噛んでいると回転せず、そのため工具の過負
荷、あるいはダイヤモンドドリルが作業材料から外れる原因となることがあります。
▶ アンカーおよびネジによりドリルスタンドを作業材料に固定する際は、使用するアンカー具が機械の使
用中それを保持できるものであることを確認してください。作業材料が抵抗力のないものあるいは多孔
性のものである場合は、アンカーが抜けてドリルスタンドが作業材料から外れる可能性があります。
▶ バキュームベースプレートによりドリルスタンドを作業材料に固定する際は、表面が滑らかで、汚れが
なく、また多孔性でないことを確認してください。ドリルスタンドは、タイルおよび結合剤の層などの
表層処理を施した面に固定しないでください。作業材料の表面が滑らかでない、平坦でない、あるいは
固定が十分でないと、バキュームベースプレートが作業材料から外れることがあります。
▶ 穿孔前および穿孔作業時に、 負圧が十分であることを確認してください。負圧が十分でないと、 バキュー
ムベースプレートが作業材料から外れることがあります。
▶ 機械がバキュームベースプレートのみで固定されている場合は、決して上向き穿孔および壁面への穿孔
を行わないでください。負圧が失われると、バキュームベースプレートが作業材料から外れます。
▶ 壁面あるいは天井を貫通させて穿孔作業を行う場合は、反対側の作業領域およびそこにいる人員に危険
が及ぶことがないか、注意してください。コアビットが穿孔穴から突出して、コアが反対側に落下する
可能性があります。
▶ 上向き穿孔の際は、必ず取扱説明書に指定された水受け容器を使用してください。工具内に水が浸入し
ないように注意してください。電動工具に水が浸入すると、感電の危険が大きくなります。
2.3
その他の安全上の注意
作業者に関する安全
▶ 本体の加工や改造は絶対に行わないでください。
▶ 本体は、体の弱い人が指示を受けずに使用するには向いていません。
▶ 本体は子供の手が届かないところに保管してください。
▶ 回転部分には手を触れないでください。本体の電源は必ず作業場で入れてください。回転部分、特に回
転している先端工具は負傷の原因となります。
▶ ノロに皮膚が触れないようにしてください。
▶ 含鉛塗料、特定の種類の木材、コンクリート/石材、石英を含む岩石、鉱物および金属などの母材から
生じた粉じんは、健康を損なう危険があります。作業者や近くにいる人が粉じんに触れたり吸い込んだ
りすると、アレルギー反応や呼吸器疾患を起こす可能性があります。カシやブナ材などの特定の粉じん
は、特に木材処理用の添加剤(クロム塩酸、木材保護剤)が使用されている場合、発ガン性があるとされ
ています。アスベストが含まれる母材は、必ず専門家が取り扱うようにしてください。できるだけ有効
な集じん装置を使用してください。これには、本電動工具に適したHilti 推奨の木材および/または鉱物
粉じん用可動集じん装置を使用してください。作業場の換気に十分配慮してください。それぞれの粉じ
んに適した防じんマスクの着用を推奨します。処理する母材について、各国で効力を持つ規定を遵守し
てください。
▶ ダイヤモンドコアドリルおよびダイヤモンドコアビットは重いので注意してください。身体の一部を挫
傷する危険があります。本体使用中、作業者および現場で直近に居合わせる人々は保護メガネ、保護ヘ
ルメット、耳栓、保護手袋、安全靴を着用しなければなりません。
電動工具の慎重な取扱いおよび使用
▶ 本体がドリルスタンドに正しく固定されていることを確認してください。
▶ 必ずドリルスタンドにエンドストップが取り付けられていることを確認してください。エンドストップ
が取り付けられていないと、安全に関わるエンドストップ機能が正しく作動しません。
▶ 先端工具がチャック機構に適合し、チャック内にしっかりと固定されていることを確認してください。
電気に関する安全注意事項
▶ コンセント口が数個付いている延長コードに、複数の機器を同時に接続して使用しないでください。
*434951*
Printed: 09.08.2019 | Doc-Nr: PUB / 5069586 / 000 / 08
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日本語
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