Dell QLogic Family of Adapters User Manual page 632

Qlogic qme8242 mezzanine card user's guide
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Windows チーミング:QLogic QME8242 メザニンカードユーザーズガイド
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Windows チーミング:QLogic QME8242 メザニンカードユーザーズガイド
概要
チーミングモード
CLI を使用したチーミング
チーム管理 GUI の使用
チーミング設定
チーミング統計の表示
概要
同じサーバーで複数のネットワークアダプタをグループ化してチームを作成できます。 チームを構成するアダプタは、スタンドアロンのアダプ
タとしてではなくチームとして機能します。 チームには、メンバのアダプタ間でトラフィックの負荷バランシングを実施したり、一部のメンバ
の接続が失われた場合のフォールトトレランスを提供できるといった利点があります。
チーミング機能を有効にするには、ベーシック NIC に加えてチーミングドライバをインストールする必要があります。
チーム MAC アドレス
初期化時に、チーミングドライバによってチームの MAC アドレスが選択され、これがチームを構成するアダプタの 1 つの MAC アドレスにな
ります。 一般的に、最初に検知されたアダプタが優先プライマリアダプタに選ばれます。 優先プライマリの MAC アドレスがチームの MAC
アドレスに割り当てられます。 あるいは、任意の有効な MAC アドレスをチームの静的 MAC アドレスに指定することができます。このアドレ
スは Locally Administered Address(LAA)とも呼ばれます。 LAA には必ずそのローカルイーサネットネットワークで固有のアドレスを指
定します。 この設定により、システム管理者は必要に応じて柔軟にチームの MAC アドレスを指定することが可能になります。
チーミングモード
チーミングは、ネットワークの信頼性とフォールトトレランスを改善し、効率的な負荷バランシングによってパフォーマンスを向上させること
を目的としています。
以下の NIC チーミングモードがあります。
フェイルセーフモードでは、プライマリのネットワーク接続に障害がある場合に、代替のスタンバイまたは冗長アダプタがアクティブに
なります。
スイッチに依存しない負荷バランシングモードでは、チームのアダプタ間で送信負荷を分散します。
リンク集約モード(802.3ad 静的、802.3ad 動的 (アクティブおよびパッシブなリンク集約制御プロトコル LACP))では、複数のア
ダプタを各アダプタのキャパシティを総合した単一の仮想アダプタとして使用することができます。
すべてのチームタイプ(フェイルセーフ、スイッチに依存しない負荷バランシング、リンク集約)は、異種および同種アダプタ構成のどちらに
も対応できます。 各チームに QLogic アダプタが少なくとも 1 つ含まれている必要があります。
表 1
はフェイルセーフモードと Tx 負荷バランシングモードはスイッチに依存しない、つまりスイッチの設定が不要なモードであることを示し
ています。 LACP または 802.3ad ではスイッチポートを LACP 用に設定しておく必要があります。
表 1. Windows チーミングモード
フェイルオーバー
モード
機能
フェイルセーフ
はい:レイヤ 2
Tx 負荷バランシング はい
静的 802.3ad
はい
動的 802.3ad
はい
file:///T¦/htdocs/NETWORK/QLogic/71922/ja/teaming.htm[9/26/2012 4:33:01 PM]
SFT(システム
フォールトトレラ
スイッチ依存性
ンス)
いいえ
はい
いいえ
はい
はい
はい
はい
はい
チームあたりの
ポート数(範
負荷バランシング
囲*)
いいえ
2~16
はい:レイヤ 3 または 4 2~16
はい
2~16
はい
2~16

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