Dell QLogic Family of Adapters User Manual page 622

iSCSI イニシエータの設定: QLogic QME8242 メザニンカードユーザーズガイド
Linux iSCSI イニシエータの設定
QConvergeConsole CLI を使用して、Linux 用 iSCSI イニシエータを設定します。
Linux iSCSI イニシエータを設定するには：
ターミナルウィンドウで qaucli と入力して QConvergeConsole CLI に入ります。
QConvergeConsole CLI の Main Menu（メインメニュー）で、 2 の Adapter Configuration（アダプタ設定）を選択します。
Adapter Type Configuration Selection（アダプタタイプ設定の選択）メニューで、1 の CNA Configuration（CNA 設定）を選
択します。
Converged Network Adapter (CNA) Protocol Type Selection（統合ネットワークアダプタ（CNA）プロトコルタイプの選択）メ
ニューで、1 の CNA iSCSI Configuration（CNA iSCSI 設定）を選択します。
Converged Network Adapter (CNA) iSCSI Configuration（統合ネットワークアダプタ（CNA）iSCSI 設定）メニューで、3 の
Port IP Settings（ポート IP 設定）を選択します。
設定したい Converged Network Port（統合ネットワークポート）を選択します。
2 の Configure IP Settings（IP 設定）を選択します。
対話型の設定リストで次のように設定します。
Enable IPv4 [on]: <Enter> を押してデフォルトを受け入れます。
DHCP to obtain IPv4 Network Information: [off]: <Enter> を押してデフォルトを受け入れます。
IP_Address [ ]: イニシエータシステムの IP アドレスを入力し、<Enter> を押します。
IP_Subnet_Mask [255.255.255.0]: 適切なサブネットマスクを入力し、<Enter> を押します。
IP_Gateway [0.0.0.0]: <Enter> を押してデフォルトを受け入れます。
Enable IPv6 [off]: <Enter> を押してデフォルトを受け入れます。
オプションメニューが表示されたら、3 の Save changes and reset HBA（if necessary）（変更を保存して HBA をリセット
（必要な場合））を選択します。
両方のポートのプロンプトで、Yes（はい）を入力します。
Converged Network Adapter (CNA) iSCSI Configuration（統合ネットワークアダプタ（CNA）iSCSI 設定）メニューに戻るに
は、p を入力して <Enter> を押した後、再度 p を入力して <Enter> を押します。
Converged Network Adapter (CNA) iSCSI Configuration（統合ネットワークアダプタ（CNA）iSCSI 設定）メニューで、4 の
Target Configuration（ターゲット設定）を選択します。
手順 6 で選択したものと同じ Converged Network Port（統合ネットワークポート）を選択します。
6 の Add a Target（ターゲットを追加）を選択します。
対話型の設定リストで次のように設定します。
IPv6 Target? [off]: <Enter> を押してデフォルトを受け入れます。
TGT_iSCSI_Name [ ]: 接続先の iSCSI ターゲットの iSCSI 修飾名（IQN）を入力し、<Enter> を押します。
TGT_Port [3260]: <Enter> を押してデフォルトを受け入れます。
TGT_TargetIPAddress [0.0.0.0]: ターゲットの IP アドレスを入力し、<Enter> を押します。
オプションメニューが表示されたら、12 の Save Target/CHAP Changes（ターゲット/CHAP の変更を保存）を選択します。
以上で、iSCSI イニシエータは iSCSI ターゲットに接続するように設定されました。
ESX iSCSI イニシエータの設定
ソフトウェアの iSCSI イニシエータを使って iSCSI ストレージにアクセスするには、それを ESX/ESXi に対して有効にする必要があります。
ESX/ESXi イニシエータを設定するには：
vSphere クライアントにログインします。
インベントリパネルで、接続先のサーバーを選択します。
Configuration（設定）タブをクリックします。
Hardware（ハードウェア）パネルで、Storage Adapters（ストレージアダプタ）をクリックします。
利用可能なストレージアダプタのリストで、設定したい iSCSI イニシエータを選択して、Properties（プロパティ）をクリックしま
す。
Configure（設定）をクリックします。
General Properties（一般的なプロパティ）ダイアログボックスに、そのイニシエータのステータス、デフォルト名、およびエイリア
スが表示されます。
イニシエータを有効にするには、Enabled（有効）をクリックします。
（オプション）イニシエータのデフォルトの iSCSI 名を変更するには、新しい名前を入力します。 入力する名前は、すべてのストレー
ジデバイスがこのソフトウェア iSCSI イニシエータを識別できるように、世界に唯一でかつ適切なフォーマットに従う必要がありま
す。
変更を保存するには、OK をクリックします。
file:///T¦/htdocs/NETWORK/QLogic/71922/ja/initiatr.htm[9/26/2012 4:32:44 PM]