Vessel IPC20-E Instruction Manual page 15

Ion/ parts cleaner
Table of Contents

Advertisement

 
粉塵の条件 
取り扱う粉塵は次の条件をお守りください。 
●本機は一般粉塵用です。乾いた微細粒粉塵のエアーブロー作業に使用できます。 
なお、濡れた粉塵や水油などの液体およびスプレーミストは絶対吸引させないでください。 
また、爆発性・引火性・可燃性物質の付着した粉塵も絶対吸引させないでください。 
 
●粘着性および腐蝕性の物質は吸引させないでください。 
 
●火災事故防止のため、以下のような火気および爆発性粉塵、含塵液体液霧は絶対に吸引しない
でください。 
火のついたもの:タバコの吸い殻、マッチなどの火種 
火花を含むもの:研削加工での火花や火の粉を含む粉塵など 
引火性のもの:ガソリン、シンナー、ベンジン、灯油、油や洗浄液および引火性物質が付着混
爆発性のもの:アルミニウム、マグネシウム、チタン、エポキシ樹脂等の爆発性粉塵、爆発性
可燃性のもの:可燃性粉塵や可燃性液体液霧および可燃性物質が付着混在した物質など 
非常性のもの:腐蝕性物質、粘着性物質およびそれらが付着混在する物体、ならびに非常性の
液体液霧状のもの:工作機械から発生する水分を含んだ粉塵など 
 
●可燃性粉塵や可燃性物質が付着した粉塵の吸引はしないでください。 
不燃性物質が加工等により可燃性に変化している可燃性物質は特に注意が必要です。 
可燃性粉塵に変化しているかどうかの判断は非常に難しく、お客様の責任において判断願いま
す。また、可燃性粉塵と判明した場合は直ちに本機の使用を停止してください。 
 
●取り扱う粉塵のそれぞれがたとえ安全なものであっても粉塵が混合することにより危険な物質
に変化する場合があります。混合に伴う物質の変化には特に注意が必要ですので、お客様の責
任においてご確認願います。 
粉塵の混合に伴う安全性が確認できなければ同一機での共用使用は絶対におこなわないでくだ
さい。 
なお、混合された捕集粉塵の廃棄処理については想定外の諸問題の発生も考えられますのでお
客様の責任において判断願います。 
 
●湿った粉塵や水、油など水分を含むものは絶対に吸引しないでください。 
液体で濡れた粉塵や含液粉塵を集塵されるとフィルタが目詰まりを起こし回復不能になったり、
また耐湿耐油対応ではありませんので腐蝕や漏れ、内部ダクトの粉塵堆積を発生させるなど想
定外の故障・事故が発生する恐れがあります。 
 
 
 
 
在した物質など 
物質および粒径・濃度その他の条件により粉塵爆発を起こす可能性のある粉塵
や爆発性液体、液霧および爆発性物質が付着混在した物質など 
ものが多く含まれる気体など 
■運転
 
15 

Advertisement

Table of Contents
loading

Table of Contents