Yamaha DME4io-ES Service Manual page 99

⑤隣接 CH 間クロストーク
⑤ -1. 奇数 CHn から偶数 CHn+1 へのクロストーク
[n=1, 3, 5 ,7 (n=1, 3) ( ) 内は DME4io-ES 測定時 ]
測定方法 CHn+1 入力を 150 Ωで終端します。CHn 入
力に下記の信号を入力し、CHn+1 出力のノ
イズレベルを測定します。
入力周波数 出力レベル（奇数チャンネル） 許容範囲（偶数チャンネル）
1 kHz +22 dBu ± 0.1 dBu
⑤ -2. 偶数 CHn から奇数 CHn-1 へのクロストーク
[n=2, 4, 6, 8 (n=2, 4) ( ) 内は DME4io-ES 測定時 ]
測定方法 CHn-1 入力を 150 Ωで終端します。CHn 入
力に下記の信号を入力し、CHn-1 出力のノ
イズレベルを測定します。
入力周波数 出力レベル（偶数チャンネル） 許容範囲（奇数チャンネル）
1 kHz +22 dBu ± 0.1 dBu
⑥最大出力
入力周波数 入力レベル
1 kHz +30 dBu +23 dBu 以上
⑦全高調波歪率
入力周波数 出力レベル
1 kHz +4 dBu ± 0.1 dBu
20 Hz +4 dBu ± 0.1 dBu
40 kHz +4 dBu ± 0.1 dBu
1 kHz +22 dBu ± 0.1 dBu
b. テスト No.2 を使用し、下記の項目を測定します。
①電圧利得
入力周波数 入力レベル 規定出力レベル
1 kHz -60 dBu
②周波数特性
測定方法 1 kHz を基準として、各入力周波数におけ
る相対値を計測します。
入力周波数 入力レベル 出力レベル ( 参考値 )
20 Hz -60 dBu
40 kHz -60 dBu
③全高調波歪率
入力周波数 出力レベル
1 kHz +4 dBu ± 0.1 dBu
20 Hz +4 dBu ± 0.1 dBu
40 kHz +4 dBu ± 0.1 dBu
-58 dBu 以下
-58 dBu 以下
許容範囲 許容範囲（歪率）
0.01％以下
許容範囲
0.05％以下
0.05％以下
0.05％以下
0.007％以下
許容範囲
+4 dBu +4 ± 2 dBu
許容範囲
+4 dBu -1.0 dB ∼ +0.5 dB
+4 dBu -1.0 dB ∼ +0.5 dB
許容範囲
0.1％以下
0.1％以下
0.1％以下
DME4io-ES/DME8i-ES/DME8o-ES
④ノイズレベル
測定方法 CHn 入力を 150 Ωで終端します。CHn 出力
から出力されるノイズレベルを計測します。
[n=1 ∼ 8(4) ( ) 内は DME4io-ES 測定時 ]
許容範囲
-63 dBu 以下
ただし上記許容範囲に入らない場合は EIN (Equivalent
Input Noise)
EIN ＝ノイズレベル測定値− （1 kHz における電圧利得） ≦− 127
であることを確認してください。
⑤ CH 間レベル差
①で測定した電圧利得差の範囲が以下のようになるこ
とを確認します。
許容範囲
2 dB 以内
2-6 ファントム直流電圧検査
測定対象は、2-5 と同様です。測定個所、方法は下
記を参照してください。
テスト No.13 を使用し、下記の接続を行い測定し
てください。
・CH1 の ｢ ＋端子 ｣ と ｢ −端子 ｣ をショートし、
｢ −端子 ｣ と「GND 端子」間に 10 kΩ負荷を接
続します。
・CH1 の ｢ −端子 ｣ と「GND 端子」間の直流電
位差を測定します。
許容範囲
DC 33V ∼ 36V
テスト No.14 を選択した際に、 ｢ −端子 ｣ と「GND
端子」間の電位差が速やかに低下することを確認
してください。
2-7 アナログ入力部 (HA・ADC) 検査
（WORD CLOCK 48 kHz 時の検査）
測定対象、測定個所、測定方法は、2-5 と同様です。
a. テスト No.14 を使用し、下記の項目を測定します。
①全高調波歪率
入力周波数 出力レベル
1 kHz +4 dBu ± 0.1 dBu
20 Hz +4 dBu ± 0.1 dBu
20 kHz +4 dBu ± 0.1 dBu
1 kHz +22 dBu ± 0.1 dBu
許容範囲
0.05％以下
0.05％以下
0.05％以下
0.015％以下
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