Yamaha DME4io-ES Service Manual page 119

電源立ち上げシーケンス（DME Ver. 3）
目的
ハードウェア診断を行う際にテストプログラムを使用しますが、そのテストプログラムが起動しない場合原因を調べるの
が困難になります。
電源立ち上げシーケンスは、リセット解除後からのソフトウェアの動きを明確にすることにし、故障要因の判断材料を提
供するものです。
CPU処理シーケンス
Power ON（リセット）
CPU Reset解除
（FlashROMでの動作開始）
SDRAM初期化
Boot部とProgram部を
SDRAMへ転送
Boot部のSDRAMでの
実行開始
内部・外部デバイス初期化と
初期画面表示
[x ¯ ¯ ¯
DIP Switch 設定
¯
DIP Switchチェック
サムエラー
Program部のサムチェック
Program部起動
内部・外部デバイス再初期化
と画面表示
バッテリー電圧の取得
[x ¯ ¯ ¯ ]
DIP Switch 設定 ¯ ¯
[x ¯
¯ ¯
DIP Switchチェック
起動シーケンス終了
この後、シーンリコール、
ネットワーク設定へ
CobraNet/EtherSound
Moduleのチェック
2秒の間LED全点灯。
その後、[POWER] LEDの
み点灯
]
[NETWORK] LEDが点灯
テストプログラム
¯
モード
[ERROR] LEDが点灯
Download
[SIGNAL 2] LEDが点滅
モード
2秒の間LED全点灯。
その後、[POWER] LEDの
み点灯
¯ ¯ ]
実 行 中 は 上 段 の [ P E A K ]
INITIALIZE実行
LEDが点灯
通常のLED表示へ
[ERROR] LEDが点灯
System Error表示
[SIGNAL 1] LEDが点滅
LED表示
端子状態
H
L
H
L
（その後LED全点灯）
H<–>L
DME4io-ES/DME8i-ES/DME8o-ES
CPUのPTJ [7] (186ピン出力)
説明 停止したときの理由
CPU内蔵プルアップ
抵抗によりH
・リセットが解除され
CPUポート初期化時
ない
にL出力に設定
・FLASH ROMに全く
アクセスできない
FLASH ROM 動作不良、
外部デバイス初期化
SDRAM 動作不良
前にH に変更
外部デバイスの不良
タスク動作開始後に
L に変更
500msec毎にH/L切
り替え出力
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