Yamaha DME4io-ES Service Manual page 115

VNP1 ファームウェアの書き込み
Ethernet コントローラーである VNP1 にファームウェアを書き込みます。ファームウェアを書き込まないと Ethernet を使
用することが出来ません。ファームウェアの書き込みは一度だけ行えばよく、電源起動時に自動的に判断し、必要があれば
自動的にファームウェアを書き込みます。
1. VNP1 ファーム書き込みタイミング
VNP1 ファーム書き込みは以下の時に発生します。
・ VNP1 にファームが何も書かれていない時
生産時に VNP1 に対して始めて電源を投入したときは VNP1 にはファームが無い状態となっていますので必ず VNP1
ファーム書き込みが発生します。
・ プログラム部がアップデートされた時
新しい VNP1 ファームはプログラム部に含まれています。プログラム部のアップデートによって VNP1 ファームを
更新する必要が発生した場合には VNP1 ファーム書き込みが発生します。
2. 実行と確認
・ VNP1 にファームが何も書かれていない時
電源を起動します。VNP1 のファーム書き込みを行う必要があるか自動的に判断し、書き込む必要がある場合は自動
的に書き込みを開始します。
・ プログラム部がアップデートされた時
プログラム部のアップデートが終了すると、自動的に再起動します。 （全 LED が 0.5 秒間点灯します）
その後、VNP1 のファーム書き込みを行う必要があるか自動的に判断し、書き込む必要がある場合は自動的に書き込
みを開始します。書き込む必要が無ければ通常起動します。
※ 書き込み中は、パネル上の PEAK LED が交互に点滅します。書き込みは１分程度を要しますのでその間は電源を切
らないようにします。PEAK LED の点滅が消えたら書き込みは終了です。Ethernet は使用できる状態になります。
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