Download Print this page

Mitsubishi Electric 800 Series Manual page 59

Hide thumbs Also See for 800 Series:

Advertisement

 主回路コンデンサの寿命表示(Pr.258、Pr.259) (標準構造品、IP55 対
応品)
• 主回路コンデンサの正確な寿命測定は、コンデンサ温度により変化するので、電源遮断後 3h 以上経ってから実施
してください。
• 主回路コンデンサの劣化度合いを Pr.258 に表示します。
• 出荷時の主回路コンデンサ容量を 100% として、測定するごとにコンデンサ寿命を Pr.258 に表示します。測定
値が 85% 以下になると、Pr.255 bit1 を ON するともに Y90 信号に警報出力します。
• 下記要領でコンデンサ容量を測定し、コンデンサ容量の劣化度合いを確認します。
1.
モータが接続され、停止中であることを確認します。
2.
Pr.259 = "1、11"(測定開始)にします。
3.
電源を OFF します。 インバータが、 電源 OFF 時にモータに直流電圧を印加し、 コンデンサ容量を求めます。
4.
POWER ランプが消灯したことを確認後、電源を再投入します。
5.
Pr.259 = "3、 13" ( 測定完了) を確認し、 Pr.258 を読み出し、 主回路コンデンサの劣化度合いを確認します。
Pr.259
0
測定なし
1、11
測定開始
2、12
測定中
3、13
測定完了
8、18
強制終了
9、19
測定エラー
NOTE
• 下記条件で主回路コンデンサ寿命の計測をした場合、" 強制終了 "(Pr.259="8、18") や " 測定エラー "(Pr.259="9、
19") となったり、" 測定開始 "(Pr.259="1、11") のままとなる場合があります。計測する場合は下記条件を回避し
てから実施してください。 また下記条件で " 測定終了"(Pr.259="3、 13") となった場合でも正常な計測ができません。
-
FR-HC2、FR-CV、MT-RC、正弦波フィルタ(MT-BSL/BSC)が接続されている
-
端子 P/+ 、 N/- に端子 R1/L11 、 S1/L21 や直流電源が接続されている
-
測定中に電源 ON した
-
モータがインバータに接続されていない
-
モータが回転中(フリーラン状態)
-
インバータ容量に対し、モータ容量が 2 ランク以上小さい
-
インバータがアラーム停止中または、電源 OFF 時にアラームが発生した
-
MRS 信号によりインバータ出力遮断中
-
測定中に始動指令が入った
-
適用モータの設定が間違っている
• 使用環境:  周囲温度(年間平均 40 ℃(腐食性ガス、引火性ガス、オイルミスト・じんあいのないこと) )
出力電流(インバータ定格の 80%)
• 入力側電磁接触器による頻繁な開閉は、電源投入時の突入電流の繰り返しにより、コンバータ部の寿命を短くす
るので、避ける必要があります。
警告
• 主回路コンデンサ容量を測定する場合(Pr.259 = "1、11") 、電源 OFF 時にモータへ約 1s 間、直流電圧を印
加します。感電の原因となりますので、電源 OFF 直後は、モータ端子等に触れないでください。
内容
(Pr.259 = "11" 設定時は、"12、13、18、
8
備考
初期値
電源 OFF にて測定開始します。 (Pr.259 =
"1" のとき 1 回のみ)
Pr.259 = "11" のとき、電源を OFF するご
とに測定開始します。
表示のみで設定はできません。
19" を表示します。 )
BCN-C22005-906

Advertisement

loading