Mitsubishi Electric 800 Series Manual page 53

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エンコーダ付き PM モータによるベクトル制御対応
FR-A8AL または FR-A8TP を使用して、エンコーダ付き誘導モータに加えてエンコーダ付き PM モータをベクトル制
御で駆動できます。 （誘導モータによるベクトル制御の設定は、インバータ本体の取扱説明書（詳細編）を参照して
ください。 ）
 制御方式
V/F 制御（オリエント制御、エンコーダ (PLG) フィードバック制御）
アドバンスト磁束ベクトル制御（オリエント制御、エンコーダ (PLG) フィードバック制御）
ベクトル制御
○：対応、×：非対応
 エンコーダ付きモータによるベクトル制御の設定手順
下記手順に従って、エンコーダ付きモータによるベクトル制御に設定してください。
使用するエンコーダを設定する。 （Pr.359 (Pr.852)、Pr.369 (Pr.851)）
FR-A8AL 装着時は、Pr.359 PLG 回転方向、Pr.369 PLG パルス数、FR-A8TP 装着時は、Pr.852 制御端子
オプション PLG 回転方向、 Pr.851 制御端子オプション PLG パルス数を使用するエンコーダに合わせて
設定してください。
使用するモータを設定する。 （Pr.9、Pr.71、Pr.80、Pr.81、Pr.83、Pr.84）
Pr.71 適用モータ、Pr.9 モータ定格電流、Pr.80 モータ容量、Pr.81 モータ極数、Pr.83 モータ定格電圧、
Pr.84 モータ定格周波数をモータ仕様に合わせて設定します。
（Pr.80、Pr.81 の設定値が "9999"（初期値）では、V/F 制御になります。 ）
PM モータの場合は、必要に応じて Pr.702、Pr.706、Pr.707、Pr.724、Pr.725 を設定してください。
ベクトル制御（位置制御以外）を選択する。 （3 ページ参照）
オフラインオートチューニング ( 誘導 /PM モータ ) とエンコーダ位置チューニング (PM モータ ) を実施
する。 （Pr.96） （3 ページ参照）
Pr.96 を設定し、チューニングを実施します。
誘導モータ
PM モータ
Pr.998 により使用するモータに合わせたパラメータの初期設定を行う。
Pr.998 PM パラメータ初期設定で PM モータ用の設定を選択すると、 エンコーダ付きモータによる
ベクトル制御となります。
"8009"：MM-CF 以外の IPM モータ用パラメータ設定（回転数）
"8109"：MM-CF 以外の IPM モータ用パラメータ設定（周波数）
"9009"：SPM モータ用パラメータ設定（回転数）
"9109"：SPM モータ用パラメータ設定（周波数）
位置制御使用時は
試運転
NOTE
• PM モータを使用する場合、オフラインオートチューニングとエンコーダ位置チューニングを実施後、最初に PM
パラメータ初期設定を実施してください。他のパラメータを設定後、初期設定を実施すると、一部のパラメータ
設定値が初期化されます。 （ 初期化されるパラメータは、 インバータ本体取扱説明書 （詳細編） を参照してください）
制御方式
• Pr.800 を再設定してください。 （3 ページ参照）
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IM PM
○ ×
○ ×
○ ○
BCN-C22005-906