Husqvarna 440e II TrioBrake Operator's Manual page 129

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上からまっすぐ下へ、 木を切ります。 切り終わるときにチェ
ンが地面に接触しないよう、 気をつけてください。 フルスロ
ッ トルで切りますが、 次の瞬間に起こり得る事態に常に備
えてください。 (75)
木を転がすことが可能であれば、 全体の 2/3 を切ったとこ
ろで1度止めます。
木の片側に支えがあります。 (76)
木を転がし、 反対側から切り終えます。 木の裂ける可能性が
高くなります。 (77)
下側から (およそ 1/3 のところまで) 切り始めます。
切り口が合うように、 上から切ります。 (78)
木の両側に支えがあります。 チェンの挟まれる危険性が高く
なります。 (79)
上側から (およそ 1/3 のところまで) 切り始めます。
切り口が合うように、 下から切ります。 (80)
伐倒技術
重要事項 ! 伐倒には多くの経験が必要です。 チェンソー
使用の経験が浅い人は伐倒を行わないでください。 確
信をもてない作業は行わないでください。
安全な距離
切ろうとする木と周囲の作業者との安全な距離は、 少なく と
も木の 2.5 倍の長さが必要です。 伐倒前 ・ 中は、 この 「危険
ゾーン」 内に誰もいないことを確認してください。 (81)
伐倒の方向
その後の枝払いや玉切りにもっとも都合の良いように、 伐
倒の方向を決めます。 良好な足場と機動性を確保できる場
所に倒すことが必要です。
倒したい方向を決めたら、 木が自然に倒れる方向を見極め
ます。
倒れる方向の判断材料
木の傾き
屈曲
風向き
枝の生え方
雪の重さ
木との間の障害物 : その他の木々、 電源ケーブル、 道
路、 建物など
幹に破損や腐敗がないか調べてください。 破損や腐敗
があると木はそこから折れて気が付かないうちに倒れ
ることがあります。
場合によっては、 これらの要素により、 初めに決めた方向に
倒すのは不可能あるいは危険であることが判明し、 木が自
然に倒れるに任せざるを得ないこともあります。
伐倒方向には関係ないながら作業者の安全に大いに関わ
ることとして、 伐倒中に折れて頭上に落ちてきそうな割れ
枝や枯れ枝がないかどうかを確認することも、 非常に重要
です。
もっとも避けたいのは、 伐倒した木が他の木に倒れかかる
ことです。 他の木に倒れかかった木を外す作業は危険で、
1155361-94 Rev.2 2014-11-26
作業技術
事故の確率も高くなります。 詳細は 「かかり木の処理」 を参
照してください。 (82)
重要事項 ! 伐倒作業では、 木を切り終わったら直ちにイ
ヤマフを外してください。 木が倒れるときの音や危険な
兆候を聞き取る必要があります。
枝払いと退避路の確保
肩より高い位置での枝払いは行わないでください。 上方の
枝から作業を始め、 常に身体をチェンソーの間に幹を置く
ようにしてください。 (83)
木の周辺の下草や茂みを払い、 木が倒れ始めたときの退
避路に障害物 (石や枝、 穴など) がないかどうかを確認しま
す。 退避路は、 伐倒見込み方向から約135度の角度になる
ように取ります。 (84)
1
危険領域
2
退避路
3
伐倒の方向
伐倒
警告 ! 特別な訓練を受けていない限り、 チェ
!
ンソーのガイ ドバーの長さよ り直径の大き
い木を切るこ とはお勧めできません !
木は3つの切り口によって切り倒します。 まず、 木の倒れる
方向を決める受け口を作ります。 受け口は上切り口と下切
り口から成っています。 次に追い口を作ります。 これらの切
り口を正確に作ることによって、 木の倒れる方向を非常に
正確にコントロールすることができます。
受け口
受け口は、 まず上切り口から作ります。 チェンソーの伐倒方
向マーク (1) を使用して、 木を倒れさせたい地面の前方に
向けます (2) 。 木の右側に立ち、 チェンソーの後ろで、 引き
切りを使用して伐採します。
次に下切り口を作ります。 上切り口の終端と出会うように切
り進みます。 (85)
受け口は幹の直径の 1/4 に当たる深さに、 また上切り口と
下切り口の角度は 45° になるようにします。
2つの切り口が出会ってできる線を、 受け口線と呼びます。
この線は完璧に水平で、 木の倒れるべき方向に対して直角
(90°)になるようにしてください。 (86)
追い口
追い口は木の反対側に作り、 完璧に水平である必要があり
ます。 木の左側に立ち、 バーの下側を使って切ります。
受け口の下切り口から約3~5cm (1.5~2 インチ)上に追い
口を作ります。 (87)
つるの後ろ側にスパイク (装備されている場合) を当てま
す。 フルスロッ トルでチェンとガイドバーをゆっく りと押し進
めます。 倒す方向の反対側に木が傾き始めないことを確認
してください。 切り口が十分深くなったら、 直ちにクサビか
フェリングレバーを差し込みます。
Japanese – 129

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