KYOWA WGA-120A Instruction Manual page 102

Carrier type instrumentation amplifier
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④感度切換を設定します。
手順②でブリッジ電源電圧を2Vrms としたので, 出力フルスケールに調整可能な感度切換は
×4000となります。感度切換を×4000と設定します。
⑤校正値を設定する。
表2-4(23ページ参照)の入力範囲を超えないように,校正値を設定します(各ブリッ
ジ抵抗における校正値は42ページの表4-1参照) 。 この例では校正値設定が0.05mV/
Vと0.25mV/Vのどちらでも使用可能です。 ただし校正値を使用して感度調整を行う場
合は,校正値が大きいほど感度調整による誤差が小さくなるので,ここでは校正値を0.25
mV/V(350Ωブリッジ時)に設定します。この例の LMR-S-5KNSA2 は入出力抵抗が
351.6Ωであるので,43ページを参照し校正値出力を算出すると0.251mV/Vに
なります。
⑥周波数特性を設定する。
本器の周波数特性は,測定したい現象周波数の2倍以上を設定します。例えば20Hzの現
象を測定する場合は,周波数特性は100Hzに設定します。
(感度切換×4000:JP3 2-5間,JP4 2-4間)
(校正値0.25mV/V:JP5 2-3間)
(周波数特性100Hz:JP6 2-5間)
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