Sony SAL16105 Service Manual page 139

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Ver. 1.3 2008.05
2. 光軸の確認/調整
1) フランジバック測定器に被検レンズを取り付け,1000 mm コリメータを設置する。
1000 mmコリメータ
2) 被検レンズのフォーカスリングを∞(無限遠)側の当たりに設定して顕微鏡を覗き, チャート像が中央に見えるように光軸
を合わせる。
3) 顕微鏡を覗きながらフランジバック測定器のノブを回転させ, ピントが合う位置(チャート像周辺の緑色と赤色の割合が同
量になる位置*)で止める。
*: チャート像の色が緑から赤に変化する位置で,チャート像のボケが最も少ない位置。
また,同時に光軸の見えを確認する。 (Fig.4-3-4 参照)
注意:
図は一例を示しています。実際のチャートの見え方とは異なる場合があります。
最良の状態
4) 被検レンズが Table 4-3-1 の規格を満たしているかを確認する。
CB(センターブレ): ベストピント時,リングチャートの一方向に色(フレアー)が尾を引いて見える現象。
AS(アス)
CB
規格値
WIDE
CB
0.04mm 以下
AS
0.02mm 以下
Table 4-3-1
5) 被検レンズの CB および AS が規格値を満たしていない場合,以下の作業を行う。
(1) 4 群レンズブロックを回転し,不良部分を画枠外にする。
(2) 手順(1)で調整できない場合,4 群レンズブロックを交換する。
(3) 手順(2)を行っても規格外の場合,2 群レンズブロックを交換する。
SAL16105 (DT 3.5-5.6/16-105) (DT 16-105mm F3.5-5.6)
被検レンズ
Fig.4-3-3
センターブレおよびアス
フランジバック測定器のダイヤルを回して
ピント合わせを行うと,チャート像がずれる。
Fig.4-3-4
: ベストピント時,リングチャートの色が十字方向に分かれて見える現象。
AS
Fig.4-3-5
TELE
0.13mm 以下
0.06mm 以下
4-20

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