Korg Krome Manual page 392

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付 録
ユニバーサル ・ システム ・ エクスクルーシブ
システム ・ エクスクルーシブのなかには、 公的に使用法が統一さ
れているものもあり、 これをユニバーサル ・ システム ・ エクスク
ルーシブといいます。
本機では、 ユニバーサル ・ システム ・ エクスクルーシブのうち次
6
つに対応しています。
インクワイアリー・メッセージ・リクエスト
インクワイアリー・メッセージ
インクワイアリー ・ メッセージ ・ リクエストを受信すると、 「 私は
KROME
コルグの
で、 システムのバージョンは ・ ・ ・ ・ ・ です」 という
内容のインクワイアリー ・ メッセージを送信します。
GM
システム・オン
[F0, 7E, nn, 09, 01, F7]
Sequencer
モードで受信すると、
マスター・ボリューム
vv:
, mm:
値の下位
値の上位、 両方合わせて
Assignable Pedal
Realtime Controls USER
Master Volume
機能に
ティンバー/トラックの相互の音量のバランスを崩さないで、
全体の音量が調整できます。 受信すると、 コントローラー操作時
と同様な効果がかかります。
[F0, 7F, nn, 04, 02, vv, mm, F7]
マスター・バランス
vv:
, mm:
値の下位
値の上位、 両方合わせて
初期位置、 値が小さくなるほど左寄りになる)
受信すると、 ティンバー/トラックの相互の定位の関係を崩さ
ないで全体の定位が調整できます。
マスター・ファイン・チューニング
[F0, 7F, nn, 04, 03, vv, mm, F7]
8192 [mm, vv =40, 00]
(値 が
vv=20, 00]
–50
のときは
+50
セントとなります。 )
"Master Tune"
受信すると
マスター・コース・チューニング
[F0, 7F, nn, 04, 04, vv, mm, F7]
mm
(通常は上位
しか使用しません。 値が
のときはセンター、
6656 [mm, vv =34, 00]
[mm, vv =4C, 00]
のときは
"Key Transpose"
受信すると
音色等の設定データを送る (データ ・ ダンプについて)
プログラム、 コンビネーション、 ドラムキット、 ユーザー ・ アルペ
ジオ ・ パターン、 グローバル ・ セッティング、 シーケンサーの各
MIDI
データは、
エクスクルーシブ ・ メッセージとして送信できま
MIDI
す。
エクスクルーシブ ・ メッセージを外部機器に送信するこ
とをデータ ・ ダンプといいます。
データ ・ ダンプを行なうと、 外部機器に音色や各種設定データを
記憶させたり、 もう
1
台の
ことができます。
データ ・ ダンプには次の
メニュー ・ コマンド
ンプすると、 インターナル ・ メモリーの各種データが送信さ
れます。 本機で受信すると、 インターナル ・ メモリーに直接
データが書き込まれますので、 ライト操作の必要はありませ
p.237
ん。 ( →
「 送信」 、 「 受信」 参照)
• "Enable Exclusive"
に、 ダンプ ・ リクエストを受信することによっても送信します。
送受信には、 グローバル
384
[F0, 7E, nn, 06, 01, F7]
[F0, 7E, nn, 06, 02, (9
バイト
GM
用に初期化されます。
[F0, 7F, nn, 04, 01, vv, mm, F7]
16384
段階)
時のノブ
を設定して、 本機で操作すると送信し、
16384
段階、
4096 [mm,
の と き は セ ン タ ー、
12288 [mm, vv =60, 00]
セント、
Global 0–1a
) が設定されます。
8192 [mm, vv =40, 00]
のとき
–12
+12
半音となります。 )
Global 0–1a
) が設定されます。
KROME
の音色や設定を変えたりする
2
種類があります。
"Dump"
Global P1
) の操作でデータをダ
Global 1–2b
) にチェックがついているとき
MIDI
チャンネルが使用されます。
本機で受信すると、 エディット ・ バッファーにデータが書き
込まれますので、 インターナル ・ メモリーに保存するときは、
ライトの操作をしなければなりません。 ライトは、 本機での
ライト操作 (→
ト方法」 参照) 、 または
ライト ・ リクエスト、 コンビネーション ・ ライト ・ リクエスト、
ドラムキット ・ ライト ・ リクエスト、 ライト ・ リクエスト、 ユー
ザー ・ アルペジオ ・ パターン ・ ライト ・ リクエスト、 グローバ
ル ・ セッティング ・ ライト ・ リクエストで行なうことができま
), F7]
す。
音色等のエディットを行なう
MIDI
エクスクルーシブの各データ ・ ダンプを利用すると、 全プロ
グラムや
1
プログラム単位でのプログラムの書き換えが行なえ
ます。 また、 パラメーター ・ チェンジを使用すると、 次のようにパ
ラメーターを個別にエディットできます。
パラメーター・チェンジ
[1]
[4]
• Program
ターをエディットできます。
• Combination
パラメーターをエディットできます。
• Sequencer
P7: Arpeggiator/Drum Track
タ ー、
8192
P9:Master/Total Effect
す。 ( →
p.204
ブ ・ イベント」 参照)
ドラムキット・パラメーター・チェンジ、ユーザー・アルペジ
オ・パターン・パラメーター・チェンジ
Global
モード では、 ド ラムキ ット と ユーザ ー ・ ア ルペジオ ・ パ
ターンのエディットができます。
その他 グローバル ・ パラメータ ーと
のとき
データのエディットは行なえないので、 これらはデータ ・ ダンプ
で行ないます。
これらの送受信は、 グローバル
"Enable Exclusive"
まず、
クスクルーシブ ・ データを送受信可能な状態にします。 本機で
モードを変えるとモード ・ チェンジが送信されます。 さらに、
半音、
9728
個々のパラメーターをエディットすると、 パラメーター ・ チェン
ジが送信されます。
こ れ ら の メ ッ セ ー ジ を 受 信 す る と、 送 信 側 と 同 時 に 同 じ エ
ディットが行なわれます。
データ ・ ダンプ、 音色等のエディット時の注意点
• MIDI
エクスクルーシブ ・ データを受信してその処理が終了す
ると、 データ ・ ロード ・ コンプリーテッドを送信します。 コン
トロール ・ マスター側の機器は、 それを受信するまで (または
充分な時間が経過するまで) 次のメッセージを送信してはい
けません。
パラメーター ・ チェンジによるエディットは、 エディット ・ バッ
ファー上で行なわれるため、 ライトしないとインターナル ・ メ
モリーに記憶されず、 プログラムやコンビネーションを選び直
すと消えてしまいます。 ライトは、 本機でのライト操作 (→
p.115
「インターナル ・ メモリーへのライト方法」 参照) 、 または
MIDI
エクスクルーシブのプログラム ・ ライト ・ リクエストやコ
ンビネーション ・ ライト ・ リクエストで行なうことができます。
ソングはライトの必要はありませんが、 電源をオフにすると
バック ・ アップされません。 必要なデータは電源をオフにす
SD
る前に
SD
カードへのセーブ (
OG p.115
「インターナル ・ メモリーへのライ
MIDI
エクスクルーシブのプログラム ・
モードでは、 プログラム ・ ネームを除く各パラメー
モードでは、 コンビネーション ・ ネームを除く
モード (ソング) では、
P0
5
のトラック ・ パラメー
のパラメーターをエディットできま
Sequencer
モードで対応するエクスクルーシ
Sequencer
MIDI
チャンネルが使用されます。
Global 1–2b
) にチェックをつけて、 エ
カードに保存 (セーブ) してください。 ( →
Media– Save
) 」 参照)
P8:Inser t Effect
モードの演奏
OG
OG p.118

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