Korg Krome Manual page 282

Effect Guide
003: Stereo Limiter
入力信号の音量を一定にするエフェクトです。コンプレッサー
と似ていますが、リミッターは設定したレベル以上の音のみを
圧縮して、不必要なピークを抑えます。またトリガー信号（リ
ミッターの効き方をコントロールする）にピーキング・タイプ
のイコライザーをかけられるので、反応する帯域を自由に設定
できます。ステレオ・タイプで、左右のチャンネルをリンクし
たり、切り離して独立させて使用することができます。
Stereo In - Stereo Out
Left
Side PEQ
+
Envelope Select
Envelope Source
Right
FX Control BUS 1
FX Control BUS 2
Input, FX
Envelope
Control 1,
Source
FX Control 2
a
FX Ctrl Trim 0...100
L/R Mix,
Envelope L Only,
b
Select R Only, L/R
Individually
1.0 : 1...
c Ratio 50.0 : 1,
Inf : 1
d Threshold
–40...0
[dB]
Attack 1...100
e
Release 1...100
Gain Adjust –Inf,
[dB] –38...+24
f Src Off...Tempo
Amt –63...+63
Side PEQ
Off, On
Insert
g
Trigger
Off, On
Monitor
Side PEQ
20...12.00k
Cutoff [Hz]
h Q 0.5...10.0
Gain [dB] –18.0...+18.0
Dry, 1 : 99...
Wet/Dry
99 : 1, Wet
i Src Off...Tempo
Amt –100...+100
a: Envelope Source
FX Control1/FX Control2
号をトリガーとして使用することができます。
このエフェクトの前に接続したエフェクトを通さない音をトリ
ガーとして使用したり、 他のティンバー
(Sequence)
ク をトリガーとしてリミッターをかける、 といった
p.258 "FX Control Bus"
応用が可能です （→
b: Envelope Select
L/R Mix にすると、 左右のチャンネルをリンクして、 左右ミック
スした信号で同時にコントロールします。
ると、 左右のチャンネルをリンクして、 左チャンネル （右チャン
ネル） の信号のみで同時にコントロールします。
274
Gain Adjust
Limiter
Envelope - Control
Trigger Monitor
Envelope - Control
Limiter
Gain Adjust
入力信号をトリガーとして使用
FX Control Bus1 /FX
を使用
Control Bus2
を使用の選択
p.274
FX Control Bus 1/2 からのトリ
ガー入力レベル
左右のリンク / 左のみでのコン
/
トロール 右のみでのコント
/ p.274
ロール 独立の選択
p.274
信号の圧縮比
圧縮のかかるレベル p.274
p.274
アタック・タイム
p.274
リリース・タイム
p.274
出力ゲイン
出力ゲインのモジュレーショ
ン・ソース
出力ゲインのモジュレーション
量
トリガー信号のイコライザーの
/ p.274
オン オフ
/
エフェクト出力 トリガー信号
p.274
モニターの切り替え
トリガー信号のイコライザーの
中心周波数 p.274
トリガー信号のイコライザーの
p.274
帯域幅
トリガー信号のイコライザーの
ゲイン p.274
エフェクト音とダイレクト音の
バランス
エフェクト・バランスのモジュ
レーション・ソース
エフェクト・バランスのモジュ
レーション量
FX Control Bus1/2
を選択すると、
(Combination)
やトラッ
参照） 。
L Only （ R Only
L/R Individually
c: Ratio
d: Threshold [dB]
f: Gain Adjust [dB]
"Ratio"
は、 信号の圧縮率を設定します。 トリガー信号の大きさ
"Threshold"
が、
ります。
リミッターの場合、 圧縮をかけると全体的にレベルが下がるの
"Gain Adjust"
で、
Wet / Dry
Output Level
Wet / Dry
/ Level
e: Attack
e: Release
圧縮のアタック ・ タイムとリリース ・ タイムを設定します。 値を
大きくするほどゆっくりと圧縮がかかるようになります。
Dry
Wet
Wet
g: Trigger Monitor
On
これを にすると、 エフェクト音は出力されず、 トリガー信号
が出力されます。 イコライザーをかけたトリガー信号を確認し
たい場合に使います。
Off
通常は にしておきます。
の信
g: Side PEQ Insert
h: Side PEQ Cutoff [Hz]
h: Q
h: Gain [dB]
トリガー信号にかかるイコライザーの設定をします。
リミッターは、 このイコライザーを通した後のトリガー信号で
/
圧縮する しないを判断します。 イコライザーの設定により、 リ
ミッターの反応する周波数帯域を自由に設定することができま
す。
） にす
にすると、 左右独立して動作します。
で設定したレベルを超えたときのみ圧縮がかか
で調節してください。
Limiter - Threshold / Ratio
Ratio=1.0 : 1
Ratio=2.0 : 1
Threshold
Ratio=4.0 : 1
Ration=Inf : 1
Louder
Input Level
Dry Ratio=1.0 : 1
Ratio=2.0 : 1
Ratio=4.0 : 1
Threshold
Ratio=Inf : 1
Limiter - Attack / Release
Release
Attack
Time
Threshold
Ratio=Inf : 1
Attack=1
Release=1
Ratio=Inf : 1
Attack=100
Release=100