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Yamaha PortaTone PSR-SQ16 Owner's Manual page 68

Yamaha musical instrument owner's manual
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format 0ではもとのデータは失われず、そのまま読み込まれますが、format 1では16チャンネル×複数トラッ
クが許容されているため、そのままの形ではPSR-SQ16へロードできません。PSR-SQ16では各トラックデー
タの同じチャンネルナンバーのものは、まとめて一つのチャンネルとしてformat 1をformat 0に変換して読み
込みます。
ESEQファイルフォーマットはヤマハ独自のシーケンサー用ファイルフォーマットで、数々のヤマハ製品とファ
イルの互換性があります。
・ESEQファイルフォーマットを使用しているヤマハ製品例
QX3
DOCソフトウェア対応のクラビノーバ製品
ピアノプレーヤシステム
◎ご注意
ここで述べているファイルの互換性とはあくまでもデータとしてのキーオン、キーオフ、ベロシティー、プログラムナンバーなどの
読み書きの互換性を示すもので、そこに盛り込まれた音楽の100%の再現を意味するものではありません。音楽としてパーフェクト
に再現するには、ファイル互換に加えてさらに、MIDI規格で規定されていない様々な音源の設定 (PSR-SQ16ではコンフィギュレー
ションテーブルと呼んでいますmP.75参照)を合わせる必要があります。また、音色の微妙な違いなどによっても再現される音楽は
微妙に変化します。ご自分の耳で聴いて最適な設定をしてください。
・ PSR-SQ16ではMS-DOS上でのルートディレクトリーにあるファイルのみ取扱可能です。
・ ファイル名称がPSR-SQ16のフォーマット (PSR_ _XYY.MID)でないデータもすべて (スタンダードMIDIファ
イルは拡張子が ".MID" のみ)読み込めますが、PSR-SQ16上でのファイルナンバーは、MS-DOS上でのエン
トリー順に小さなナンバーから割り当てられます。
1(デフォルト)以外のコンフィギュレーションテーブルで作成したソングファイルデータを正しく再生するため
には、コンフィギュレーションテーブルのファイルが必要です。また、録音したときと同じパネル設定で再生
しながら演奏したい場合は、コンディションセットアップ(リストブックの初期設定値として記載されているす
べてのデータ)のファイルが必要です。
PSR-SQ16で作成したソングデータをセーブすると、自動的にコンフィギュレーションテーブル (P.75参照)や
コンディションセットアップのファイルが作成され、スタンダードMIDIファイルのデータの最後にエクスクルー
シブデータとして保持されます。このソングデータをロードすると、自動的にこれらのデータも一緒に呼び出
されます。
外部シーケンサーやコンピュータなどでデータを作成する場合は、あらかじめデータのないソングなどをPSR-
SQ16でセーブしてコンフィギュレーション、およびコンディションセットアップを持ったファイルを作成して
おいてから、それを用いてデータを作成してください。また、他の機器で作成したデータをPSR-SQ16上にいっ
たんロードして、コンフィギュレーションやその他のパネルのセッティングを合わせた後にセーブすれば、コ
ンフィギュレーション、およびコンディションセットアップを持ったファイルが作成されます。
(注) コンフィギュレーションのファイルを持っていないソングファイルをロードした場合、ロード先のソングコンフィギュレー
ションを保持します。
(注) コンディションセットアップのファイルを持っていないソングファイルをロードした場合、ロード先のソングのコンディ
ションセットアップが保持されます。
(注) コンフィギュレーションテーブルとコンディションセットアップのファイルは、ディスクからロードされた時のみ機能しま
す。外部のデータファイラーやシーケンサーからこのデータを送信してもPSR-SQ16は受信しません。
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