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Yamaha PortaTone PSR-SQ16 Owner's Manual page 36

Yamaha musical instrument owner's manual
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KEYBOARD
この項では、キーボードから送りだす情報に関する各種設定を行ないます。ここでの設定は、
キーボードからの送信信号そのものの設定のため、Xチャンネルステイタスのようにチャンネ
ルごとにメモリーされるのではなく、チャンネルを切り替えても常に有効です。
このイラストはPDF上では表示されません。
001~127
VELOCITY
FIX
ON/OFF
-36~36
TRANS-
POSE
3 4
キーボードから送信されるキーベロシティーデータ (押鍵の強弱に関するデー
タ)を一定の値に固定します。ボタンを押してインジケータが点灯したら、レ
フトディスプレイ下の +/-キーおよびテンキーを使用して001∼127 (MIDIデー
タ値)の間で設定してください。下のスイッチでON/OFFの切り替えができま
す。ONの状態では鍵盤をどんな強さで叩いても一定のベロシティーデータが
送信されます。
※ REMOTE KEYBOARD端子から受信したMIDI信号に対しても作用します。
※ デフォルト (工場出荷時の初期設定値)は110です。+/-キーを同時に押すと110に戻り
ます。
(注) スプリットボイスを使用している時は、左手鍵域の鍵盤を押鍵することで左手側の
ベロシティーフィックスの調整ができ、右手鍵域の鍵盤を押鍵することで右手のベ
ロシティーフィックスの調整が可能になります。
PSR-SQ16の鍵盤の移調 (そのキーを押した時に出るキーノートナンバーの変
更)を行います。ボタンを押してインジケータが点灯したら、レフトディスプ
レイ下の +/-キーおよびテンキーを使用して-36∼36 (±36半音=±3オクター
ブ)の間で設定してください。 +/-キーはオクターブ (±12)単位で値を増減し
ます。テンキー入力を行なった場合、+/-の記号を保持したまま入力した値が
設定されます。例えば-12が表示されている場合、0、1と入力すると-01が設
定されます。
※ REMOTE KEYBOARD端子から受信したMIDI信号に対しても作用します。
※ デフォルト (工場出荷時の初期設定値)は00です。+/-キーを同時に押すと00に戻りま
す。
(注) スプリットボイスを使用しているときは、左手鍵域の鍵盤を押鍵することで左手側
のトランスポーズ値の調整ができ、右手鍵域の鍵盤を押鍵することで右手側のトラ
ンスポーズ値の調整が可能になります。
(注) SOUND MODULE部にもTRANSPOSEがありますが、このトランスポーズは音源
部全体のピッチを上げ下げしますので、全チャンネルの発音が移調されます。ま
た、チャンネルステイタスのチューニング (コースチューニング)も半音単位で移調
しますが、こちらはチャンネルごとのMIDIチューニングデータの設定値の変更で
す。
(注) ここで説明されたKEYBOARD部のトランスポーズは鍵盤から送出される音程デー
タのみを移調するため、シーケンサーの再生などは移調されません。また、オート
アカンパニメントに関しては、鍵盤のコード演奏情報が移調されるため、アカンパ
ニメントも移調されます。

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