Otto Bock 28L10 Instructions For Use Manual page 92

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注意
誤った装着方法による危険性
肢位の不良や股関節の発育異常につながるおそれがあります。
本装具は正しく装着してください(「装着手順」の記載内容を参照)
保護者に、正しい装着方法をご説明ください(保護者への注意事項の記載内容を参照)。
赤いビーズコードロック(8、9)や外転用スライドバー(7)の設定を変更しないよう、保
護者にご説明ください。
5 操作
5.1 サイズの選択
チュービンゲン ヒップ オルソシスには3種類のサイズがあります。乳児の年齢に応じてサイズを
選んでください(サイズ表を参照)
5.2 初めての装着
治療の受け入れと成功のためにも、有資格者が装具の適合調節を行うことが重要です。装具出荷
時は左右対称の設定になっています。装具を装着した状態でのみ個々のサイズ調整を行うことが
できます。
備考
初めて装着する場合は、同梱の取扱説明書を使って装着者の保護者に各手順を説明してくださ
い。装着者の保護者が装具の着脱を行う際は、面ファスナー(2)と白いビーズコードロック
(3)のみを使用してください。
適用
1) 面ファスナー(2)と白いビーズコードロック(3)を開けて、ビーズコードロック(3)から
ビーズコード(4)を外します。装着台の上で装具を広げます。大腿支持部(5)とビーズ
コード(4)を乳児の横に置きます(画像参照 2)。
2) 肩ハーネス(1)を後から首にかけて、面ファスナー(2)で胸部に緩く固定します。
備考: 面ファスナー(2)と首の間は、少なくとも指2本分のゆるみを持たせます。
3) 下肢を持って90度以上の屈曲外転位にします。装着操作している方の腹部または上体で乳児
の足を支えて、乳児の屈曲姿勢を保持します。乳児の大腿部を大腿支持部に収めます(画像
参照 3)。
4) ビーズコード(4)を白いビーズコードロック(3)に差し込みます(画像参照 4)。
5) 白い前面ビーズコードロック(3)で固定します(画像参照 5)。
股関節の屈曲位置の調整
肩ハーネス(1)と大腿支持部(5)の距離によって股関節屈曲角が決定します。また、前面の白
いビーズコードロック(3)と背面の赤いビーズコードロック(8)を使って調整することもでき
ます。股関節屈曲が90度以上であることを確認し(画像参照 6)、また、ビーズコード(4)の張
りが均一であることを確かめてください。
1) 股関節が十分に屈曲していない場合、左右対称になるように白いビーズコードロック(3)の
ビーズコード(4)を短くします。緑と白のビーズを目安にして簡単に左右対称の設定を確認
することができます。
2) 背面の赤いビーズコードロック(8)の調整も必要な場合は、「成長に応じた装具の調整」の
項を参照してください。
ビーズコードの張りが前面と背面とで異なる場合、または、前にある面ファスナー(2)と首が
近すぎる場合、下記のように位置を調整してください。
1) 大腿支持部(下部)のビーズコードロック(9)を開きます(画像参照 14)。
2) 下部のビーズコードロック(9)からビーズコード(4)を外します。中指と人差し指で
ビーズコードを持って固定されたビーズコードを引っ張ります。
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