Otto Bock 28L10 Instructions For Use Manual page 91

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肩ハーネス(1)および大腿支持部(5)の赤いビーズコードロック(8、9)を使い、医師または
義肢装具士がビーズコード(4)の長さ調整を行ってください。この構造により、股関節屈曲角
度を設定したり、乳児の成長に合わせて適合調整したりすることができます。
外転用スライドバー(7)のスライドバー固定リング(6)を緩めて外転用スライドバー(7)を
左右に開き、股関節の外転角度を設定することも可能です。外転用スライドバー(7)の下部に
は目盛りが刻まれているため、簡単に同じ設定を再現することができます。
3 使用目的
3.1 使用目的
28L10 チュービンゲン ヒップ オルソシスは、1歳未満乳児の股関節形成不全の治療にのみ使用し
てください。
3.2 適応
1歳未満の乳児における股関節形成不全:Grafの分類における股関節の診断基準タイプIIa、IIb、
IIcに対して使用します。(以上の適応症は海外で認可されたものです。) 適応については、必ず
医師の診断を受けてください。
3.3 禁忌
以下の症状が発生した場合は、本製品を装着する前に必ず医師に相談してください。装着部位に
皮膚の疾患や損傷、炎症、赤みや熱が見られる場合。
3.4 その他の使用制限
チュービンゲン ヒップ オルソシスは1歳未満の乳児1人のみが装着するよう設計されています。
他の装着者への再使用は決して行わないでください。
3.5 用途
股関節形成不全の発達成長には90度以上の屈曲と適度な外転位保持が重要とされています。
チュービンゲン ヒップ オルソシスはこの理想的な姿勢保持に大変効果的です。大腿支持部(5)
と肩ハーネス(1)を2本のビーズコード(4)で連結することで、股関節屈曲姿勢を保持し、ま
た、同じ姿勢を再現することができます。外転用スライドバー(7)により、股関節外転角度を
調整をすることができます。
4 安全性
4.1 警告に関する記号の説明
事故または損傷の危険性に関する注意です。
注意
損傷につながる危険性に関する注記です。
注記
4.2 安全に関する注意事項
注意
肩ハーネス(1)の誤った装着による危険性
息切れや、呼吸器官がしめつけられるなどのおそれがあります。
肩ハーネス(1)は正しく装着してください(「装着手順」の記載内容を参照) イラストが
描かれている面ファスナー(2)が乳児の胸部正面なる位置で肩ハーネス(1)を装着してく
ださい。
保護者に、正しい装着方法をご説明ください(保護者への注意事項の記載内容を参照)。
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