Atos Medical Provox Dilator 17 Manual page 116

の水溶性潤滑剤のみを使用します。 挿入
や抜去の際にオイル又は軟膏などの類は
いずれも使用しないでください。 オイル
ベースの潤滑剤 （ワセリンなど） は本機器
を劣化、 損傷、 又は破損させる恐れがある
ため、 使用しないでください。
• ダイレーターの直径がシャント孔に適合
していることを確認してください。 過度
に拡大するとヴォイスプロテーゼの周囲
から漏れが発生する恐れがあります。
• 過度の力をかけて、 ダイレーターをシャ
ント孔へ挿入したりシャント孔から抜去
することは、 絶対に行わないでください。
出血や誤った方向への挿入の原因とな
る恐れがあります。
• 汚染されたダイレーターは使用しないで
ください。 汚染されたダイレーターを使
用すると、 感染や炎症を引き起こす恐れ
があります。
• 抜去する際に、 安全メダリオンを引っ張
らないでください。 「操作の説明」 を参照
してください。
• 長時間のダイレーターの使用は避けてく
ださい。 食道の壁を損傷する恐れがあり
ます。
医家向け：
• 患者が抗凝固療法を受けている場合は、
シャント孔を拡張する前に出血の危険性
を慎重に評価すること。
在宅治療用：
感染の危険性を低減するために ：
• 気管孔に触れる前及びヴォイスプロテー
ゼ及び／又はその付属品を取り扱う前
に、 手を十分に洗いよく乾かして清潔で
あることを確認してください。
• 使用後は、 以下の洗浄及び滅菌の項の説
明に従って、 毎回機器を洗浄し消毒して
ください。
• ダイレーターが汚れていたり、 汚染の危
険性がある領域が自然乾燥の状態にな
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