Hilti FX 3-A Operating Instructions Manual page 358

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6.3
ボルトを溶接する 11, 12,
1. ハンドツールのホースにイナートガスを充填します。そのためには、ハンドツールを作業材料に当てず
に、トリガーを 1 秒以上押してください。
▶ イナートガスが 1.5 秒間ホースに注入されることで、システムは 1 秒後にイナートガスによるパージ
を開始します。
2. ボルトに汚れがないことを確認してください。
3. 適切なボルトを、ロックされるまで付属のボルトホルダーに完全に挿入してください。
▶ ボルトの取扱説明書に従ってください。
間違ったボルトをボルトホルダーに挿入した場合は、ペンチを使ってボルトを慎重にボルトホル
ダーから取り外すことができます。
その際はボルトホルダーを損傷しないように注意し、その後、ボルトを廃棄してください。
4. ボルト先端が処理面の中心にくるように、ハンドツールを作業材料の準備された面にセットします。
ボルト先端と処理面の中央のくぼみ目安に、位置決めします。
5. ハンドツールを両手で作業材料に対して直角に押し、作業全体を通じてその位置に安定させて保持して
ください。
▶ ハンドツールの表示を覆わないでください。
▶ 直角の位置を良好に保持するには、サポートフットを使用してください。
6. トリガーを 0.5 秒以上完全に押し込んでください。
▶ 溶接工程が開始される前に、まずイナートガスが 1 秒間流れます。
▶ 次に、溶接が実行されます。
▶ 溶接工程の完了後、イナートガスが約 1 分間流れます。
溶接工程の完了が信号で通知される前に、ハンドツールを作業材料から持ち上げて離さないでく
ださい。 → 頁 341
7. 溶接工程が完了したら、押されていたハンドツールを両手でボルトから一気に垂直に引き抜きます。
▶ 斜めに引き抜くと、ボルトホルダーに傷が残ります。
警告
正しくない溶接による危険! 表面準備処理が不十分な場合、溶接工程が正しく完了しなかった場合、また
はその他の不具合がある場合は、ボルトの荷重値が減少します。
▶ 溶接工程中や溶接工程後の故障表示、激しい煙の発生、ボルト周辺の表面上の黒いリングは、溶接が正
しく終了しなかったことを示しています。
8. 溶接機とハンドツールのディスプレイに故障表示がないか確認します。ボルトと作業材料に異常がない
か点検します。
▶ ボルトの点検は、使用するボルトの取扱説明書に従ってください。
▶ 故障がある場合は、 「AFI → 頁 341」および 「故障時のヒント → 頁 350」の章の記載事項に従ってくだ
さい。
▶ 不具合が発生した場合は、可能ならば溶接を修正してください。
7
手入れと保守
本製品の手入れ
強固に付着した汚れは慎重に除去してください。
通気溝を乾いたブラシで入念に清掃してください。
ハウジングは必ず軽く湿らせた布で清掃してください。シリコンを含んだ清掃用具はプラスチック部品
をいためる可能性があるので使用しないでください。
Li-Ion バッテリーの手入れ
バッテリーは少なくとも 6ヶ月毎にフル充電してください。
湿気が入り込まないようにしてください。
保守
警告
感電による危険! 電気部品の誤った修理は、重傷事故および火傷の原因となることがあります。
▶ 電気部品の修理を行うことができるのは、訓練された修理スペシャリストだけです。
目視確認可能なすべての部品について損傷の有無を、操作エレメントについては問題なく機能すること
を定期的に点検してください。
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日本語
13
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