Hilti FX 3-A Operating Instructions Manual page 354

騒音について
ボルト溶接は工程および環境に依存するため、作業場における放出値を示すことはできません。この値は、
作業材料の特性や作業場の環境など、さまざまなパラメーターに左右されます。
サウンドパワーレベル、溶接工程
サウンドパワーレベル、ガス缶を空にするとき
5 作業準備
▶ すべてのコンポーネントに損傷がないか点検し、損傷があるコンポーネントは交換してください。
▶ 使用する前に、アースクランプおよびボルトホルダーに汚れがないことを確認してください。
5.1 製品の設置
充電および作動時の設置条件
• 本製品を覆った状態で使用しないでください。必ず前方と後方の通気溝から空気が流れるようにしてく
ださい。
• 不十分な空気供給による本製品の損傷を防止するため、製品の周囲に 0.5 m （2 フィート）の距離を確保
してください。
• ファンが金属粉じん （例えば研磨作業から出るもの）を吸い込まないようにしてください。
• 製品が倒れたり落ちたりしないように、設置面は水平でなければなりません。
5.2 バッテリー式溶接機を充電する
はじめてお使いになる前に本製品をフル充電してください。
過放電を防ぐため、製品を使用しないときは定期的に 6ヶ月毎に充電してください。
▶ 本製品は、Hilti C 53 充電器の取扱説明書の説明に従って充電してください。
バッテリーパックの容量が 25% 以上になると、製品を再び作動させることができます。
5.3 イナートガス缶を交換する
注意
ガス缶の交換時に流出するガスによる負傷の危険。 聴力の低下。
▶ 耳栓を着用してください。
注意
激しい冷却によるシールの損傷の危険。 排出するイナートガスはガス缶の接続部のシールを強く冷却しま
す。冷却されたシールが損傷し、その結果として漏れが発生することがあります。
▶ 使用済みのガス缶は接続部からゆっくりと緩めて外します。
▶ 新しいガス缶を装填する前に、少なくとも 2 分間お待ちください。
イナートガス缶が空になっている場合は交換してください。 「ガス充填レベルおよびバッテリーインジケー
ター → 頁 342」の章を確認してください。
イナートガス缶の安全データシートを確認してください。
1. カバーを開きます。
2. イナートガス缶を反時計方向に回して、接続部から完全に取り外します。
▶ その際に、残留しているガスが大きな音とともにイナートガス缶から排出されます。
344 日本語
4
< 80 dB
< 102.1 dB
2302420
*2302420*