Hilti FX 3-A Operating Instructions Manual page 356

5. すべての接続部が完全にロックされているか点検してください。
ハンドツールのホースには、作業を開始する前にイナートガスを充填しておく必要があります。
使用後、再度ホースセットを切り離す場合は、接続部に保護キャップを付けてください。
5.6 作業材料を準備し、アースクランプを接続する 7,
警告
健康を損なう危険がある粉じんによる危険！ 表面コーティングおよび金属からの粉じんは、健康を損なう
危険があります。
▶ 除去するコーティングの種類によっては、防じんマスクを着用する必要があります。
▶ 労働保護に関する各地域の規則を遵守してください。
注意
不十分な腐食防止による腐食の危険！ 表面処理により、作業材料が腐食にさらされる可能性があります。
▶ 各国および地域の要求事項に従って、また作業場の仕様に応じて腐食防止を施してください。
▶ Hilti は、F­BT­MR SN ボルトと組み合わされるワッシャーを提供しています。このワッシャーにより、
ボルト周囲の処理面が腐食から保護されます。各国および地域の要求事項に従って、また作業場の仕様
に応じて使用可能性を点検してください。詳細情報は、Hilti サービスセンターにお問い合せください。
1. ボルトを溶接する位置に、センターポンチで印を付けます。
▶ ボルト間およびエッジまでの最小距離を守ってください。
2. 処理する表面に適した表面工具を選択します。
母材
FX 3­ST d14 以下の母材用表面工具：
- 非コーティングの炭素鋼
- 鋼材への溶接可能なプライマー、層厚 25 μm 以下
FX 3­ST d20 以下の母材用表面工具：
- 鋼材への非溶接プライマー
- 鋼材への溶接可能なプライマー、層厚 25 μm 以上
- 亜鉛めっき鋼
- デュプレックスコーティング鋼
- マルチコーティング鋼
最大層厚 1 mm
警告
不十分な表面準備処理による危険。 表面の準備処理が不十分であった場合は、溶接が正常に行われず、ボル
トの荷重値が減少します。
▶ 表面準備後、2 時間以内にボルトを溶接してください。
▶ 溶接工程の前には毎回、表面準備が正しく行われているか点検してください。
3. 表面工具でコーティングを除去します。ドリルドライバーへの押し付けを強くしてください。
製品仕様
押し付け
母材
Hilti SF 8M­A22 充電式ドライバー、3 速、全負荷回転数 1250 min-1、穿孔の設定
▶ 表面および処理面周囲のリングには、コーティングや汚れがないことが必要です。処理によって生じ
た残留物や汚れもすべて取り除いてください。
346 日本語
8
≥ 20 kg
2302420
*2302420*