Hilti FX 3-A Operating Instructions Manual page 360

7.2.3 真鍮リングを点検する
▶ 真鍮リングのイナートガス用流出開口部を点検します。
結果 1 / 2
流出開口部が汚れていない。
▶ 製品は再使用できます。
結果 2 / 2
流出開口部が詰まっている／塞がっている。
▶ Hilti サービスセンターに修理を依頼してください。
8 バッテリー式工具およびバッテリーの搬送および保管
搬送
▶ 本製品は郵送しないでください。本製品を送付する場合は、運送業者を手配してください。バッテリー
および圧力のかかったイナートガス缶の搬送に関する各国 （地域）の規則を遵守してください。
▶ 本製品をクレーンで搬送しないでください。
▶ 使用の前にその都度、また長距離の搬送の前後には、目視確認可能なすべての部品について損傷の有無
を点検し、さらに操作エレメントについて問題なく機能することを確認してください。
保管上の注意事項
▶ 本製品は涼しくて乾燥した場所に保管してください。製品仕様に記載されている温度の限界値に注意し
てください。
▶ 長期間保管する前には、本製品を完全に充電し、その後遅くとも 6ヶ月毎に再充電してください。
▶ 充電器を接続した状態で本製品を保管しないでください。充電の後は、必ず本製品を充電器から外して
ください。
▶ 本製品を太陽の直射下、熱源の上、窓際等で保管しないでください。
▶ 本製品を爆発の可能性がある場所に保管しないでください。
▶ 本製品は、子供や権限のない人が手を触れることのないようにして保管してください。
▶ イナートガス缶の損傷を防止するため、イナートガス缶の安全データシートに注意してください。
▶ 使用の前にその都度、また長期間の保管の前後には、目視確認可能なすべての部品について損傷の有無
を点検し、操作エレメントについて問題なく機能することを確認してください。
9 故障時のヒント
この表に記載されていない、あるいはご自身で解消することのできない故障が発生した場合には、弊社営業
担当またはHilti サービスセンターにご連絡ください。
9.1 不具合リスト
故障
イナートガス缶が損傷してい
る
溶接時に蒸気が発生し、残留
物が残ったり、ボルト周囲の
コーティングが焦げたりする。
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考えられる原因
イナートガス缶の機械的な損傷
溶接機で正しくないH­Code が選択
されている
表面が正しく準備されていない、
または汚れがある （コーティング、
加工、油膜などの残留物） 。
ハンドツールが垂直に取り付けら
れていない。
解決策
▶ 地域の規定に従ってイナートガ
ス缶を廃棄してください。
▶ ボルトに合ったH­Code を選択
してください。 → 頁 347
▶ 溶接中は、ハンドツールを垂直
に保ち、安定させ、その位置を
維持してください。
▶ 必要な周囲の間隔を維持してく
ださい。アースクランプとハン
ドツールの位置決め （距離と向
き）に関する規定を遵守してく
ださい。
▶ 表面を正しく準備してくださ
い。 → 頁 346
▶ 表面準備処理の後、表面を広範
囲にわたって徹底的に清掃して
ください。
▶ ハンドツールを表面に対して正
確に垂直に保持してください。
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