ドリルドライバーの取扱説明書に従ってください。
基本的にバッテリー式ドリルドライバーの機器別取扱説明書に従ってください。FX 3-A システム
の表面準備工具を使用した表面準備のためのこの特別な用途では、ドリルドライバーの後部にも
う片方の手を添えてドリルドライバーを保持することもできます。
5.7
アースクランプを接続する
▶ アースクランプは、作業材料の絶縁されていない箇所またはすでに溶接されたボルトに接続します。
この場合、溶接するボルトとアースクランプの間は最小距離にしてください。壁面に溶接する場合は、
必ずアースクランプを溶接位置の下側に配置してください。
製品仕様
溶接するボルトとアースクランプ間の最小距離
作業材料がコーティングされている場合やアースクランプ用の非絶縁面がない場合は、すでに準
備されている表面にマグネットフットを使用します。 → 頁 347
5.7.1
マグネットフットを位置決めする
最初のボルトに対してのみマグネットフットを位置決めします。その他のすべてのボルトでは、すでに打ち
込まれているボルトとアースクランプを接続します。
1. 作 業 材 料 上 に 絶 縁 さ れ て い な い 部 分 を 作 る た め に 、ボ ル ト の 場 合 と 同 様 に 作 業 材 料 を 処 理 し ま
す。 → 頁 346
できるだけ、後でボルトを溶接する箇所の作業材料を処理します。
2. コンタクトピンが処理面の中心に触れるように、マグネットフットを位置決めします。
3. グリップを回してマグネットフットを有効にします。しっかりと固定されていることを確認してくださ
い。
4. マグネットフットのコンタクトピンにアースクランプを位置決めします。
マグネットフットを無効にしてから、取り外します。
5. 以下の条件があてはまる場合は、追加してこの作業を行ってください:
条件: 高所での作業
▶ マグネットフットの落下防止には、必ずHilti の#2261970 工具保持ロープを使用してください。
▶ 工具保持ロープは、図に示したようにスナップフックでマグネットフットのリングに固定してくださ
い。しっかりと固定されていることを確認してください。
▶ 支持構造物に 2 個目のスナップフックを固定します。スナップフックがしっかりと固定されている
ことを確認してください。
Hilti 工具保持ロープの取扱説明書の記載に注意してください。
6
ご使用方法
6.1
スイッチをオンにする/オフにする
1. 溶接機の電源をオンにするには、ON/OFF ボタンを 2 秒以上押し続けます。
2. 溶接機の電源をオフにするには、ON/OFF ボタンを 2 秒以上押し続けます。
▶ 溶接機のすべてのインジケーターが消えます。
6.2
HCode を選択する
▶ 左/右設定ボタンで、使用するボルトに合ったHCode を選択します。
適切なHCode は、ボルトのヘッドおよび本取扱説明書に記載されています。
*2302420*
9
10
2302420
10 cm
日本語
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