Seiko S810 Instructions Manual page 14

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[高度]
4
記録開始
区間 1
区間 2
区間 3
50
(10)高度計測の仕組み
・  本 製品は国際民間航空機関 (ICAO)が定めている国際標準大気の高度と気圧の関係を使っ
て高度を推定する方法を採用しています。
・  あ らかじめ高度が分かる場所で高度の補正を行い、そこからの気圧変化量を基に高度差を
計測し、現在の高度として表示します。
   図 の例では、はじめに登山口等で高度を補正します (200 m) 。そして移動によって生じた
高度差 (400 m)を計測し、補正値と合わせることで、移動後の高度 (600 m)を表示し
ます。
・  気 圧の変化を高度に換算しているため、同じ場所で高度を計測しても、気圧が変化すれば高
度の表示も変わります。
4
標識など
200m
海抜
海面
【ご注意】以下の条件下では正しい計測が出来ない場合があります。
      ・気象条件により、大気圧に変化が生じたとき
      ・気温の変化が大きいとき
      ・本製品が強い衝撃を受けたとき
52
現在地点
[時間]
記録終了
区間 4
区間 5
600m
(現在高度=補正値+計測値) 
計測
(400m)
補正
(9)登山記録機能について
・  登 山記録中に次のデータを記録します。
■記録日付と所要時間
■平均登高スピード (上り/下り)
・  登 山記録開始から現在までの、上り区間または下り区間の登高スピードの平均値。
 例:上りの場合、図中の区間 1、区間 3、区間 4 の登高スピードの平均値。
   下りの場合、図中の区間 2、区間 5 の登高スピードの平均値。
・  休 憩中または平地を移動している時は除かれます。
■積算上昇高度/積算下降高度
・  上 昇または下降した高度の合計値。
 例:上昇の場合、図中の区間 1、区間 3、区間 4 における上昇高度の合計値。
   下降の場合、図中の区間 2、区間 5 における下降高度の合計値。
■登山記録開始高度
・  登 山記録開始高度 (図中①)とその時刻。
■登山記録終了高度
・  登 山記録終了高度 (図中④)とその時刻。
■最高高度 / 最低高度
・  登 山記録開始から現在までの最高高度 (図中③) と最低高度 ( 図中② )、 およびその到達時刻。
(11)登山記録を消去する方法
・  登 山記録を消去する場合は、   REC マークが消灯している状態の高度表示中に、ボタンⒹと
ボタンⒺを同時に長押しします。"LOG  ALL  CLEAR" と上段にスクロール表示され、その
まま押し続け外周のグラフィックが一周すると確認音が鳴り、時計本体に保存された登山記
録を全て消去します。 個別に消去することはできません。
  
※  記 録完了した登山記録は時計本体では確認できません。 登山記録は自動時刻同期を除いた設定の同期を
行ったときに、 自動でアプリケーションに送信され保存されます。 アプリケーションにて登山記録を確認して
ください。
高度計測状態
ⒹとⒺの
同時長押し
ⒹとⒺ離す
4
51
4
53

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